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中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

東京 御観兵榎 - 明治天皇が見た光景とは

2018-05-15 | 東京を歩く
明治神宮外苑のいちょう並木の近くに、御観兵榎と呼ばれる旧跡があるのをご存じでしょうか。

明治天皇が帝国陸軍の視察を行う際に着座していたとされる場所です。


神宮外苑は、戦前は陸軍の青山練兵場でした。

明治天皇は、観兵式出席のため青山練兵場を訪れた際は、この地に生えていた榎の大木の西側に設けられた御座所で視察したそうです。

1889年2月11日の憲法発布観兵式や1906年4月30日の 日露戦役凱旋観兵式などです。

その後、神宮外苑が造営されることになった際、この木を「御観兵榎」と名付け、長く保存することとなったそうです。

当時の榎は1995年9月の台風で倒れてしまったため、現在は自然実生木を移植した木が二代目を務めています。




傍らに、石碑が立っています。


石碑は神宮外苑が整備された1926年に建てられたようで、東郷平八郎の揮毫とあります。

陸軍の施設だったのに、海軍の東郷平八郎が記念碑を揮毫するとは少し首を傾げますが、これは1926年当時、大山巌や乃木希典、児玉源太郎といった日露戦争を指揮した陸軍出身の国民的英雄がこの世を去っていたためでしょうか。

明治天皇はここに陣取り、どちらの方向を向いて観兵式を視察したのでしょうか。




古地図の位置から推測すると、西から北の方向を向いていたと思われます。
今、神宮球場や建設中の国立競技場、絵画館のある方向です。


この方向と推定しました。

今は茂みに覆われて遠方の視界が遮られていますが、明治天皇が見た観兵式は、ここで取り行われていたはずです。

ところで、1995年9月といえば、僕はこの辺りに住んでいた頃です。

この外苑も当時定番のジョギングコースで、毎週末走っていましたが、当時そのような出来事があったとはまったく知りませんでした。

関心がなかったとはいえ、恥ずかしい限りです。

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