旅順工科大学の吾妻寮だった建物です。
ロシア時代に建築された洒落た洋館です。
これはパノラマで撮影したものです。
太陽溝のいちばん北側、靠山街の斜面に建っています。
現在は空き家になっています。
僕が訪れたときは建物の周囲をフェンスで覆われていましたが、大きな隙間があったので、入ってみました。
「ごめんくださーい。入りますよー」と呟きながら足を踏み入れます。
建物に入ってみると、床面は腐食が進んで抜け落ちていて、危険な状態です。屋内は散乱していて、ガラスも割れている個所が目立ち、これぞ廃墟といった様子です。
空き家になってから相当時間が経過しているようです。
ここまで劣化が進んでしまうと、リノベーションやリフォームして再利用するのは難しいかもしれません。
外階段から2階にも行くことができます。
ロシア時代は何に使われていたのでしょうか。個人宅としては大きすぎます。
ここから工科大学の北側の入口まで直線で200メートルぐらいです。
寮生にとっては便利だったのではないでしょうか。
旅順工科大学は満洲における最高学府と呼ばれた名門です。東京工業大学、大阪工業大学と並ぶ旧三工大です。
専門教育を受けたエンジニアの卵がここで切磋琢磨して、満洲の各地に巣立っていったのですね。
ロシア時代に建築された洒落た洋館です。
これはパノラマで撮影したものです。
太陽溝のいちばん北側、靠山街の斜面に建っています。
現在は空き家になっています。
僕が訪れたときは建物の周囲をフェンスで覆われていましたが、大きな隙間があったので、入ってみました。
「ごめんくださーい。入りますよー」と呟きながら足を踏み入れます。
建物に入ってみると、床面は腐食が進んで抜け落ちていて、危険な状態です。屋内は散乱していて、ガラスも割れている個所が目立ち、これぞ廃墟といった様子です。
空き家になってから相当時間が経過しているようです。
ここまで劣化が進んでしまうと、リノベーションやリフォームして再利用するのは難しいかもしれません。
外階段から2階にも行くことができます。
ロシア時代は何に使われていたのでしょうか。個人宅としては大きすぎます。
ここから工科大学の北側の入口まで直線で200メートルぐらいです。
寮生にとっては便利だったのではないでしょうか。
旅順工科大学は満洲における最高学府と呼ばれた名門です。東京工業大学、大阪工業大学と並ぶ旧三工大です。
専門教育を受けたエンジニアの卵がここで切磋琢磨して、満洲の各地に巣立っていったのですね。