港区西新橋の慈恵会医大付属病院の近代的な施設群の中に、こんな新古典主義様式風の白くて風格ある建築物があります。


大学病院のF棟と呼ばれていますが、病院としては利用されていないようです。
文献によると、1930年の竣工だそうです。左右対称で奥行きがあり、日の字型になっているようです。

20代の頃にこの前の道をよく歩いていましたが、こんな建物があったことはまったく覚えていません。当時は建築に興味がなかったので、気が付かなかったのだと思います。

近づいてみると、玄関の脇にこんなおしゃれなライオンの吐水口がありました。
欧州の街角でときどき似たようなものを見かけますが、これは馬の水飲み場だったのでしょうか。1930年ならもう都内にはそれほど馬車は走っていなかったと思いますが。

エントランスには床タイルの粋な装飾があったり、ステンドグラスがあったり、大きなのっぽの古時計が待ち構えていたりと、とてもレトロな雰囲気を残しています。
いずれも建築当時のままでしょう。
老建築はメンテナンスに手がかかるものですが、長く残してほしいものです。


大学病院のF棟と呼ばれていますが、病院としては利用されていないようです。
文献によると、1930年の竣工だそうです。左右対称で奥行きがあり、日の字型になっているようです。

20代の頃にこの前の道をよく歩いていましたが、こんな建物があったことはまったく覚えていません。当時は建築に興味がなかったので、気が付かなかったのだと思います。

近づいてみると、玄関の脇にこんなおしゃれなライオンの吐水口がありました。
欧州の街角でときどき似たようなものを見かけますが、これは馬の水飲み場だったのでしょうか。1930年ならもう都内にはそれほど馬車は走っていなかったと思いますが。

エントランスには床タイルの粋な装飾があったり、ステンドグラスがあったり、大きなのっぽの古時計が待ち構えていたりと、とてもレトロな雰囲気を残しています。
いずれも建築当時のままでしょう。
老建築はメンテナンスに手がかかるものですが、長く残してほしいものです。
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