青島旧市街の南側にある沂水路はドイツ租借時代に建てられた近代建築が連なっていて、ひときわコロニアルな雰囲気を残すエリアです。

このルネサンス風の洋館はドイツ第二海軍司令部庁舎だったそうです。

1899年の竣工です。もともとはドイツ高官用邸宅として第11号官邸と呼ばれていたようですが、1912年に改修されてドイツ海軍の司令部になりました。
レンガと花崗岩を組み合わせた構造で、洗練された風雅があります。

左右対象はなく不規則なつくりです。

南側を向いた1階と2階部分のかわいらしいベランダがアクセントになっています。
2階の上に屋根裏があるようです。
後に膠済鉄道の管理に移管されて、戦後は鉄路局の招待所として使われてきたとされています。
保存状態がきわめて良好です。
おそらくこれまで何度も改修をしてきたのだと思いますが、余計な手を加えず、当時の姿をそのまま保存しようという意図が働いていることは間違いないと思います。
青島の文物保護行政に拍手を送りたいと思います。

このルネサンス風の洋館はドイツ第二海軍司令部庁舎だったそうです。

1899年の竣工です。もともとはドイツ高官用邸宅として第11号官邸と呼ばれていたようですが、1912年に改修されてドイツ海軍の司令部になりました。
レンガと花崗岩を組み合わせた構造で、洗練された風雅があります。

左右対象はなく不規則なつくりです。

南側を向いた1階と2階部分のかわいらしいベランダがアクセントになっています。
2階の上に屋根裏があるようです。
後に膠済鉄道の管理に移管されて、戦後は鉄路局の招待所として使われてきたとされています。
保存状態がきわめて良好です。
おそらくこれまで何度も改修をしてきたのだと思いますが、余計な手を加えず、当時の姿をそのまま保存しようという意図が働いていることは間違いないと思います。
青島の文物保護行政に拍手を送りたいと思います。

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