現在、皇居の三の丸尚蔵館で、「大礼-慶祝のかたち」という展覧会が開催されています。

令和時代の幕開けを記念して、大正天皇と昭和天皇の御即位をお祝いするため各方面から寄せられた献上品の一部が一般公開されています。


この展覧会には、1928年(昭和3年)、満鉄が昭和天皇に献上したとされる花瓶が展示されているというので、見学に行ってみました。
紹介文には、1928年に満洲大連窯業工場で製造された《菊桐鳳凰文ガラス花瓶》 、南満洲鉄道株式会社より献上とあります。
館内は撮影禁止でしたので、撮影は叶いませんでしたが、格調の高い見事なガラスの花瓶でした。

この写真は僕がポスターを撮影したものです。
高さは50センチほどで、2つの花瓶が一対になっています。
吉祥を表す鳳凰と、菊、桐がかなり精緻に刻まれていました。素晴らしい技術です。
吉祥を表す鳳凰と、菊、桐がかなり精緻に刻まれていました。素晴らしい技術です。
天皇献上品ですから、満鉄が総力を挙げ、威信をかけて製造した渾身の作品だと思われます。
試作を重ね、相当力を入れて作られたものでしょう。
当時の満鉄の代表は、10代目の山本条太郎でした。
この花瓶を製造したとみられる大連窯業株式会社は、今の大連市西崗区北崗街にありました。東関街の近くです。
この花瓶を製造したとみられる大連窯業株式会社は、今の大連市西崗区北崗街にありました。東関街の近くです。
同社は満鉄の系列会社でした。
この花瓶が献上されたのは今から91年前ということになりますが、一般公開されたのはこれが初めてでしょうか。
当時の大連のガラス加工の技術レベルを示す貴重な資料です。
この花瓶が献上されたのは今から91年前ということになりますが、一般公開されたのはこれが初めてでしょうか。
当時の大連のガラス加工の技術レベルを示す貴重な資料です。









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