青森県弘前市にある「弘前水産地方卸売市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しております。
「弘前水産地方卸売市場」と「青森県市場食育推進協議会」が主催となり、小学生と保護者を対象とした「親子おさかな食育クッキング」を7月19日(土)に東北女子大学において開催しました。
旬の食材「いわし」「するめいか」「ほたて」「しじみ」を使って、
こどもと一緒に作れる夏にピッタリ!なスタミナメニューを作りました。
メニューは下記の通りです
いわしのかば焼き丼
ホタテ&するめいかと野菜のカレーサラダ
しじみの豆乳味噌汁
また、今回の食材は全て青森県産!
青森県は全国でも有数の水産業がさかんな県です。
津軽海峡、日本海、太平洋とまわりが海に囲まれた青森県では、四季を通じて種類が多く、品質の高い魚や貝、海藻類が生産されています。このため、ホタテ、イカ、シジミは全国第1位の漁獲量をほこっています。
料理教室が始まる前に、まずはモニターで食育についてのDVDを鑑賞します。
DVDの内容はお魚だけではなく、野菜や果物のことなど様々です。
DVD鑑賞が終わったら、恒例の東北女子大学の講師による本日の食材を中心とした食育に関する説明が。
冗談もまじえながらの和気藹々とした雰囲気です
説明が終わったら「親子おさかな食育クッキング」のスタートです。
今回はメニューごとに1回1回先生の説明を挟むという進行形式になりました。
画像はホタテの目はどこにあるかクイズをしてるところ。子供たちも興味深々。
紐(ひも)と呼ばれている部分は外套膜。この外套膜には黒い小さな斑点があるのはご存知ですか?
実はこの黒い斑点がホタテの目。1個のホタテには80個以上の目があるんですよ。
ホタテのヘラを使い、殻から貝柱と紐(ひも)をきれいに取り除きます。
貝柱を紐(ひも)はカレーサラダに使います。
今日のホタテは殻付の活ホタテ。新鮮なのでまだまだ元気。
子供達は活きてるホタテに興味津々。皆さん楽しそうにホタテを触っていましたよ。
貝に指を挟まれないように慎重にね
ミニトマトを上手に切れたみたいでとっても嬉しそうです
野菜と魚介(いか、ほたて)を、カレードレッシングを入れてよく混ぜ合わせます。
よく和えたら、お皿にきれいに盛り付けて完成!
カレー風味のドレッシングで、暑い夏にもピッタリです!
さて、ほたて&するめいかと野菜のカレーサラダが完成したら、
「イワシの蒲焼き丼」と「しじみの豆乳汁」の手順についての説明に入ります。
子供達も前に出てきて手順を覚えます(^^)
画像はしじみの豆乳汁の手順を説明しているところ。
あくを取りながら、貝の口が開くのを待っています。
今回も東北女子大学の生徒さんによる「イワシの手開き」の手順が!
イラスト付きでとても分かり易いですね
キッチンバサミでイワシの頭を切り、お腹からお尻の方まで切ります。
お腹あたりの硬い骨もキッチンバサミなら簡単楽ちんです。
イワシの中骨は丁寧に取り除いていきます。
まずはお姉ちゃんがお手本です。とっても上手ですね
イワシの水気はペーパータオルでふき取り、片栗粉をまぶしていきます。
完成した料理を撮らせていただきました!
「しじみの豆乳汁」は豆乳が分離しちゃいましたが、これはこれで美味しかったですよ~(^^)♪
自分達で作った料理はどうだったかな
<本日のメニューはこちら>
いわしのかば焼き丼
ホタテ&するめいかと野菜のカレーサラダ
しじみの豆乳味噌汁
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次回のお料理教室は 9月27日 の予定です。
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