のたりずむ♪ぷれ ~門耳(カドミミ)~

門耳=聞。小耳に挟んだ歌舞伎関連情報や見たお芝居の感想メモです。

2月18日(木)のつぶやき

2016-02-19 03:23:28 | その他

本日は、珍しく文楽を観劇。
満員御礼の2部ではなく、1部です。
お目当ては最初の靱猿だったんですが、もうひとつの川中島合戦も面白かったです♪
幕開きの三番叟も見れました!
なんか楽しかった~♪ワクワクしてきちゃいました。早めに劇場ついてよかった♪


靱猿では、太夫さんとお三味線が5丁5枚(っていっていいのかな?)。義太夫さんがたくさんでびっくりしました。歌舞伎ではこんなにたくさんのことはないかな?
あれだけの人数の太夫さん達が幕開きと終わりに出入りするのが、歌舞伎ではまず見れないのでちょっと面白かったです♪


川中島合戦は、三婆の1人、越路が出てくる輝虎配膳の段を歌舞伎で観た記憶があります。爆睡してしまった記憶もありますが…<(-_-;)
確か秀太郎さんと…玉さんもやったかな?
勘介(勘助ではないんだ)の奥さんで吃りのお勝さんも観てるハズなんですがなぜか記憶がなかったので、新鮮でした。


越路さんの性格が好きですね~♪
なんか今まで見た中で1番楽しんで観れたかも。私が越路さんの対応の面白さを、よりわかるようになったのかな。
お勝さんの琴弾きの話もいいし歌舞伎でもまたやってくれないかな、これ。


そういや、歌舞伎だと、琴は女性の方が弾くことが多いですが、文楽は三味線方の男性だったのも、なんか新鮮でした。
あと、人形だと、カシラが同じだから、お勝さんと唐衣さんが、ゴッチャになりそうになることが(^_^;)
考えれば立ち位置とかでわかるんですけどね。


続く直江館の段は歌舞伎では見たことないかな。
でも、敵に塩を送るエピソードに結びつく話しだし、歌舞伎でも、もっとやっても良さそうなんですが…越路さんが斬り合う2人の刀の上にダイブするってとこは、歌舞伎でやるのはちょっと難しいかな~(^_^;)


直江館では勘介さんが出てきます。片足が悪いので、足踏みの音もそれに合わせて間が空いて鳴るんですが、なんかそれが、すごくかっこ良く感じてしまいました♪
腰元達やお小姓達の笑いも気にしない太さがまたカッコいい。親孝行だし、ちょっと惚れたくなりました♪


太夫さんたちは、皆さん、もう、ほんとにいいお声!タップリ聞けるのは嬉しいですね~♪
個人的には咲甫太夫さんのお声が1番好きかな。低音の響きが豊かですね~♪
希太夫さんは、細身なんだけど、声量豊か♪文字久太夫さんも、太さのある、いい声だったな~♪


あと、今回、後ろの方の席だったんですが、客席が前に向かって下がってるのかと思ったら、前の方はまた少し上がってるように見えました。錯覚かな?
それから、筋書き。3部分¥600。歌舞伎公演に比べると安い!
でも太夫さん達にインタビューとかはありません。嶋太夫さんのはありますが。


私は太夫さんたちの知識ゼロだったので、太夫さんやら人形遣いさんやら、誰が誰だか全くわからなかったので、筋書きはとても助かりました♪
あと、黒子さんが、歌舞伎とは格好が違うんですね~。
アタマのとこがとんがってて、イカさん型の格好。
色んなことが新鮮で、楽しい観劇でした♪


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