サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

日本型リーダーの良さは否定しないが、もはやその神通力に陰りがある。

2016年12月26日 23時41分48秒 | 日記


ある記事で読みました。外国人から見た日本の会社の変な習慣 =「稟議」「根回し」。。。まだまだあるらしいのですが。
その記事ではこんなことも書いてありました。稟議における無責任、上司の指示によって動く考えない体質、根回しによる時間の浪費。そして、依然として求められる協調性。

すべて耳の痛い話し。
しかし、それをすべて否定したらどうなるか。飛ばされるか、干されるか、無視されるか。そう考えるのがこれまでの日本人の考え方。

「それで勝てるか、日本企業」と言われて、自分は回答ができません。それで来たから。

優秀な人はいます。しかし、その人たちも、この空気に浸っているうちに、コメンテーターくらいにしかなっていない。

幕末、一番人材がいたのは幕府と言われています。但し、その人材は中堅クラス。彼らは巨大な官僚制の中で力は発揮できたか。維新後、能力ある旧幕臣が明治政府に起用され、倒幕に貢献した下級武士たちが地位を得られず、反政府運動に身を投じる。リーダー次第。

日本型リーダーの良さは否定しないが、もはやその神通力に陰りがある。
よく、明治維新以来の時代というのはあながち「うそ」でもなさそうな。


 



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