星のない男 ( Man Without A Star、1955米、89分)
監督:キング・ヴィダー
カーク・ダグラス、ジーン・クレイン、クレア・トレヴァー、ウィリアム・キャンベル、リチャード・ブーン、マーナ・ハンセン
カーク・ダグラスが主役の娯楽西部劇という意外なもの。
列車に只乗り(?)でやってきたダグラスと若者(キャンベル)、大手の牧場主に雇われるが、もう一つの牧場主集団との争い、ブーン扮するグループもからんで来る。公有地の牧草をめぐって、有刺鉄線をどうするかという意外なことがキーになっている。
とはいうものの、見どころはダグラスのガンプレイ、格闘、なんとバンジョーの演奏などに、珍しく3人ものきれいどころが配置されていて、楽しく見ることができる。
主題歌はあの「ローハイド」のフランキー・レインだし。
西部劇として何か時代を、人種など社会性を(白人しか登場しない)考えさせるというところはない。そこはヴィダー(監督)も割り切っている。
とはいえ、最後の大変な頭数の肉牛の疾走はやはり迫力がある。先に見たヴィダーの「戦争と平和」終盤でフランスの大軍が敗走するシーンを思い出してしまった。
監督:キング・ヴィダー
カーク・ダグラス、ジーン・クレイン、クレア・トレヴァー、ウィリアム・キャンベル、リチャード・ブーン、マーナ・ハンセン
カーク・ダグラスが主役の娯楽西部劇という意外なもの。
列車に只乗り(?)でやってきたダグラスと若者(キャンベル)、大手の牧場主に雇われるが、もう一つの牧場主集団との争い、ブーン扮するグループもからんで来る。公有地の牧草をめぐって、有刺鉄線をどうするかという意外なことがキーになっている。
とはいうものの、見どころはダグラスのガンプレイ、格闘、なんとバンジョーの演奏などに、珍しく3人ものきれいどころが配置されていて、楽しく見ることができる。
主題歌はあの「ローハイド」のフランキー・レインだし。
西部劇として何か時代を、人種など社会性を(白人しか登場しない)考えさせるというところはない。そこはヴィダー(監督)も割り切っている。
とはいえ、最後の大変な頭数の肉牛の疾走はやはり迫力がある。先に見たヴィダーの「戦争と平和」終盤でフランスの大軍が敗走するシーンを思い出してしまった。