メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

響きと旋律

2017-12-07 09:59:57 | 音楽一般
最近気がついたことだが、音楽の聴き方が少し変わってきたようだ。
 
この数年、ヴォーカルに加えジャズピアノをやるようになって、クラシック音楽を聴く機会はめっきり減っていたところ、何のはずみか交響曲を久しぶりにいくつか聴きだしたら、面白くなり、幸いCDはかなり持っているので、続けて聴いている。
 
これまではオーケストラ曲でも、主題があってその展開と、ソナタ形式に沿ってというか、そういうフォロー中心の聴き方をしていた。もっと単純に言えば、旋律をとらえ、楽器、音色の変化を追いかけ、ハーモニーはそれを支えるものという聴き方であった。
 
ところが、最近気がついたのは、もっと響き全体の進行、展開を聴いている、楽しんでいる、ようにみえる。
これはおそらくジャズピアノを習う中で、和音/コードを自らあつかうことが増え、耳がそれに慣れ、自然にそれを追いかけるように、少しなってきたからではないか、と楽観的に思っている。
 
先のメンデルスゾーンの交響曲のようにこれまでそんなに聴いてなかったものもある一方で、ブラームスの交響曲はこれまで以上に親しめ、楽しめるようになってきた。
 
おりしも先日、NHK交響楽団をクルストフ・エッシェンバッハが振ったブラームスの4曲が放送された。このオーケストラ、しばらくご無沙汰だったが、数年前から随分レベルが上がったなと思っていたが、エッシェンバッハの指揮も上記のような響きの展開として、最後まで興味が尽きないものであった。
こういう話、正確な言い方ではないかもしれないけれど。
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