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注意の自己コントロール

2018-05-18 | 健康・スポーツ心理学
注意の自己コントロール

●積極的よそ見を心がける(「選択」)
 「美人 多し よそ見をするな」という交通標語を道路脇で見つけたことがある。美人を求めて注意をあちこちさまよさせるのは積極的よそ見である。人混みの中で美人に注意をとらわれるのは、消極的よそ見である。
 いずれも、過度のよそ見は危険である。とりわけ、消極的よそ見は、自己コントロールができないので、その危険度は高い。
 しかし、積極的なよそ見は、自己コントロールのもとでの注意配分なので、安全のためにはむしろ奨励される。それは、注意が自己コントロールできるていることの証しを自覚するためでもあるし、さらに、安全をおびやかすものの存在を見つけることができるかもしれないからである。
 車の運転でのミラーなどによる周辺観察が、まさに積極的よそ見の典型である。

●管理用の注意を3割残しておく(「配分」)
 注意を集中すれば仕事の能率も精度もあがる。短期記憶のパワーがアップするからである。
 ただし、注意資源のすべてを仕事の遂行に費やしてしまうと、資源管理ができなくなり、資源がなくなったことにも気がつかない。さらには、仕事そのものへの過剰集中状態になってしまい、視野狭窄も起こる。
 そこで、注意のすべてを一つに集中するのではなく、3割程度は、残しておいて、それを注意自身の管理用に使うのである。たとえば、仕事が順調に進行しているか、次に何をするか、安全は守られているか、疲れていないかなどなどにも注意を配るようにするのである。

●休憩の自己管理をする(「持続」) 
 長時間一つのことに注意を向けていれば、だんだん注意力が低下してくる。休憩を入れると、注意が再び回復していくる。
 このように、注意は、補給されたり、消費されたり、といったイメージで考えるとわかりやすい。注意は「資源」と呼ばれるゆえんである。
 管理用の注意が用意されていれば、注意の枯渇が検出できる。そして、自発的な休憩を取れせることになる。しかし、管理用の注意さえも枯渇してしまうような事態さえありうるので、強制的な休憩管理をすることもあってよい。
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