ちーむひじかた<管理人の小部屋>

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ロシアの暴走からはじまる世界再編

2022-03-07 21:05:07 | ニュースとか
さて、ロシアによるウクライナへの侵攻について考察。
ハシゲやテレ朝のキンタマちゃんみたいなアホウはウクライナは即時降伏して命の保全を…とかぬかしよるが、ロシアの言うことはイチからヒャクまで信用できないのは明らか。
ウクライナが降伏して併合されたらその時点で主権国家間の戦争ではなくなり、ロシアが旧ウクライナ領内及び国民にたいして何をしようが内政問題に成り下がりNATOやEUはおろか国連ですら何の効力も無い人権非難決議程度の事しかできなくなってしまうのでウクライナには徹底抗戦の道しか残されてないのは明白なんだがね。
ロシアは多方面から侵攻しているが、ベラルーシから侵攻しているキエフ攻略ルートが本命でそれ以外は陽動に徹して電撃戦でキエフ陥落させる必要があったけど現状失敗。
それにしても陽動に徹するべき東部及びクリミア方面からの侵攻軍がジリジリ侵攻して占領地を増やしているがこれはちょっと駄目な侵攻だろう。
領地割譲をもくろんで親ロシア住民の多い地域を実効支配するために占領していってるんだろうが、キエフが落ちないなかで侵攻し続けて行くと占領地には駐留のために人員を割かなければならないが、駐留させる兵士が多ければ侵攻する人員は減るし少なければ少ないでゲリラの的になって全滅の憂き目に合うし補給線も伸びるので奥へ誘い込まれてゲリラ戦で補給路を断たれるとそこで終了。
ウクライナをナメ過ぎで短期決戦で終わると踏んでプランBを用意してないのでキエフ陥落まで占領しつつ侵攻せよという命令を東部は守ってダラダラと侵攻を続けてるように見える。
EUとNATOはウクライナが加盟国ではないのでオモテ向きには介入しない…というか出来ないので介入するタイミングがあるとすればウクライナの首都キエフが陥落してゼレンスキー大統領等がEUかNATO加盟国のどこかに亡命政権を樹立したとき。
アメリカが大事なのは太平洋のシーレーン死守なので冷戦時代と違ってヨーロッパに目を向けるロシアはもはや相手にする必要がなくなりつつあるのでNATOを使ってEU諸国を矢面に立たせるべく動くだろう。
ゆえにアメリカの大本命はパラ終了とともに台湾併合へと動き出しそうな気配の中国叩き。
…だったのだが、ここにきてロシアのあまりの無策っぷりと世界の非難があまりに大きかったので中国も乗っかって良いのか迷い始めてる感じ。
ロシアも中国もジョージアやクリミア侵攻、南シナぐらいの反応だとタカをくくっていたら想定外に欧米が武力衝突辞さずの姿勢だったので尻込みしていたら逃げ遅れたっぽい。
ウクライナは恐らくアメリカの指示を受けてロシア侵攻当初から中国へ仲裁を依頼している。
なぜ親ロの中国へ?と思うかも知れないが、これは中国をオモテに引っぱり出すアメリカの罠。
中国はだんまりを決め込んでいたが「だんまりは中立にあらず」という世界の空気が中国を追い込み中でまんまと罠にハマってしまった状態。
仕方なくここにきて中国が「仲裁の用意」に言及。
このままだんまりでも親ロとして欧米からの二次制裁は免れないので、中立を標榜するために「仲裁」を持ち出したんだろうがコレもアメリカの罠。
中立を標榜するには親ロの裁定を出せるはずもなく、むしろ親ロを払拭するためにはロシアの無条件全面撤退以外の裁定しか出せないのだがそんなことしたらロシアが黙ってるわけないし、かといってロシア有利な裁定出せばウクライナは飲まないしやはり中国は親ロで世界の敵ということになったうえにしゃしゃりでてきたくせに仲裁に失敗した習近平は無能の烙印が押されるおまけ付きなので、中国はロシアと一蓮托生の道を選ぶかロシアを切り捨てるか、さらに切り捨てた上にドサクサ紛れにウラジオストク方面侵攻まであってもおかしくない情勢ではあるな。
もう後戻りできないトコまで来ちゃった気がするなぁ。



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