hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

特殊詐欺を防ごう!

2018年05月18日 | 読書2

 

最寄りの警察署の女性警察官が我が家を訪ねて来て、「特殊詐欺被害が急増!」というパンフレットを持参し、注意喚起してくれた。

引っ越してきたときに、最寄りの派出所に、家族構成を書いて届けてあったので、ときどき訪問を受ける。

 

渡されたパンフレットに書いてあることはごく常識的なことで、普段から当たり前と思っているが、息子などから急を告げられて、あわてて、スイッチが入ってしまうと、これらの注意事項は飛んでいってしまうのだろう。

 

警察署の電話は、下4桁が 「0110」 になっているという。


 

 

 

以下、以前、聞いた話。

ある女性が銀行に来て、多額の振り込みをしようとした。尋常でない様子に、銀行員が「息子さんに電話して確かめてからにしてください」と必死で止めたが、女性は「止めないでください! 息子が! 息子が!」と振り払って、金を振り込んでしまった。

ほっとして、あらためて息子に電話すると、そんな電話してないという。後の祭り。

 

ある高齢の女性が特殊詐欺にかかり、キャッシュカードと暗証番号を渡してしまって、数百万円をだまし取られた。その後、息子が銀行と交渉を重ね、いくらか戻ってきた。

さらにその後、銀行員を名乗る男から電話があった。先日は、・・・という話があり、結局またカードと暗証番号を渡し、さらに数百万円をだまし取られた。前回、銀行にお世話になったので、銀行からの電話に真剣に対応してしまった。

だまされた高齢者のリストは、詐欺グループの間で売買されていると聞く。

 

こんな話にひっかからないと思っている人の方が多いのだろう。しかし、100人に電話かけて(例えば500分)全員に断られ、一日終わっても、一人だけだまして百万円だまし取れば、十分成り立つ商売?だ。

一万人に一回の成功率ならかなり分の悪い商売になるだろう。

被害者は、お気の毒だが、自分の金を失うだけでなく、詐欺グループを成り立たせることにもなってしまっているのだ。なんとしても、その一人にはなるまい、気を付けよう!

 

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