1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トラックバックやブックマークコメントへの おへんじ (ひつじ)
2008-02-05 14:18:34
学習支援は、学校教育にとどまらず、社会全体がその舞台です。

ブックマークコメントでは、showgotchさんに「学習支援も教育の流行の一つでしかない、これからは互学互習(修)」と指摘されました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.goo.ne.jp/hituzinosanpo/e/1cd8da334076a8e2fdf33289be43d793

それは、わたしなりの表現では相互学習ということになります。ええ、そうですね。とっても大事なことだと おもいます。ただ、まなびあうという きれいなフレーズも、現実には だれかと だれかの「関係の非対称性」によって、平等なかたちで まなびあうということにはならないと おもっています。もちろん、それでも かまわないわけですが。

で、学習支援というのは、ひとりひとりの ありかたをよく把握するということが不可欠になるため、それは相互学習を前提にするんです。

どれだけ知識のあるひとでも、はじめてあった ひとにたいしては、まったく無知です。あたりまえでしょう。よくわからない他者にたいして、どのような学習支援ができるのか。それをかんがえるとき、かんがえざるをえない状況に たってしまったとき、ひとはジレンマをかかえこむことになります。そして、そのジレンマこそが、一方的で固定的な「教育」なんかよりも重要な「ぶあついコミュニケーション」をうみだすと信じているのです。

人権教育というフレーズに刺激をうけて「選別」にかんする問題提起として かきあげた文章ですから、人権とは なにかという点で説得力にかけているのは、ご指摘をうけたとおりです。ただ、わたしは だれかを説得したいわけではありません。かんがえてみていただきたい、だけです。

人権というのも、ことばにすぎず、なにをもって人権とするのかは、議論のわかれるところです。当然でしょう。そこをなんとか自分なりの人権論をうちたてるのが問題提起ということであり、社会をゆるがす原動力になるのでありましょう。

人権って なんだろうということについては、あらためて整理できればと おもいます。
返信する