母という字の
やさしさ
むずかしさ
なつかしさ
サトウ ハチロー
私が結婚する前
行きつけのカネボウ化粧品の景品でもらったカップに
この詩と巣の中で母鳥がひな鳥を守っている絵が描かれています
私が結婚した後も
実家に戻るとお母さんがこのカップに飲み物を入れてくれましたね
お母さんの葬儀が終わって実家を後にする日
持ち帰りました
そしてしみじみ眺めて泣きました
「お母さん」と呼んでみたりしました
私にとってお母さんがいなくなったことだけでも充分つらい2011年でしたが
先月14日お母さんも可愛がってくれたサスケが
またしても私のもとから去り
そしてそれから2週間たって
サト君のお母さんも帰らぬ旅に出てしまいました
本当になんていう年でしょうか?!
怒りさえ覚えてしまいます
私が辛かった時に支えてくれたサト君
あなたにも辛いことが訪れて
私はどうしていいか分らない気持ちでした
そして改めて
私にはもう「お母さん」と呼べる人が
一人もいなくなってしまいました…
まさゑお母さんごめんなさい
ずっと元気でいてくれると勝手に思い込んで
孝行することを後回しにして
それを実行することができなくなってしまいました…
嘘じゃないんです
いつも家の中に閉じこもっているから
近くの公園を手始めに
きれいな景色のところへたくさん連れて行ってあげようと思っていました
若い時からケチンボに生きて
貯金して借金しないで生きてきていたら
今頃はまさゑお母さんも然り
榮子お母さんにも孝行のかけらぐらいはできていたはず…
まさに『不徳のいたすところ』です
後悔したところで人生は一度きりやり直しはなし
悔しいです…
来年の母の日はまた辛いかと思うとやりきれないです
とにかく2011年は箒で掃いて飛ばしてやりたい!
こんな年はあと2か月だって我慢できないです
パパは絶対長生きしてと毎日祈っているけど
悪魔に対するセキュリティーをさらに強化します
負けませんよ絶対に!!