日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

合気道部50周年記念

2008-11-04 22:23:18 | 日月神示の実践
  

昨日は、大学時代の合気道部創部50周年の記念演武会が、12時半より白金の本校の道場で行われました。先輩方も全国から70名ほど参加されました。初代の先輩が創部してから、50年が経ったわけですが、改めて歴史と伝統の重みを感じました。
 先ずは、現役が基本技、自由技を披露しました。片手持ち、正面打ち、正面突き、横面打ち、後ろ両手持ちなどの基本技・自由技を次々と決めていく姿を見ると、当時のことが懐かしく思い出されました。私の現役時代は、週に6日間も稽古をしていましたから、毎日合気道漬けになっていました。今となればよい経験ですが、当時は稽古がきつくて、逃げ出したい毎日でした。
 現役の演武の次は、養神館の師範先生方の演武が始まりました。千田師範先生、千野師範先生による、模範演武をご披露いただきました。師範先生の演武は、学生の合気道とはまた次元の違う演武でした。技のキレ、奥深さ、気のタイミングなど、我々には遠く及ばない技の連続でした。
 養神館は合気道開祖植芝盛平翁先生の弟子であります、塩田剛三先生が初代館長を務められていました。当時は武蔵小金井に本部道場があり、私も何度か木曜日に開催される「黒帯会」に参加しました。塩田館長先生から、直接技をご指導いただいたことが、私の何よりの宝となっています。塩田館長先生の技は、まさに神業だと思えました。とても凡人には理解できない技でした。
 その塩田剛三先生の先生が、合気道開祖の植芝盛平翁先生です。先日も書きましたが、植芝盛平翁先生が師事していたのが、大本の出口王仁三郎聖師です。

『後に世界救世教を創立する岡田茂吉、生長の家を創立する谷口雅春は、共に大本時代は王仁三郎の下で熱心に活動した人であることはよく知られている。大本からはまた、神道天行居(てんこうきょ)を創設する友清歓真(よしさね)、日本心霊科学協会を設立する浅野和三郎、あるいは、合気道の創始者・植芝盛平などそうそうたる人物が出ており、大本という霊的磁場の巨大さと、出口王仁三郎という人物の底知れなさに、今さらながら驚く思いがする。』』(中矢伸一著 「日月神示 弥栄への道標」より)

 合気道は純粋な日本の武道です。その合気道の真髄は、大本から来ました。これからは、単に合気道を稽古するだけではなく、大本や日月神示を学び実践するということも、必要だと思いました。開祖植芝盛平翁先生は、合気道の稽古と共に、出口王仁三郎聖師からその教えをいただいておられたのだと思います。外的には合気道の稽古、内的には大本の実践。これら内外がバラバラではなく、渾然一体となって、行われるのが合気道の本当の稽古ではないかと今は思っています。学生時代の稽古では、大本のことは何も考えずに実践していましたが、これから合気道の稽古をする場合には、大本や日月の教えを根底に持って、やってみたいと思います。別な何かを掴めるかも知れません。

 ●合気道開祖 植芝盛平翁先生
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E8%8A%9D%E7%9B%9B%E5%B9%B3


 ●植芝盛平翁先生の演武
  http://jp.youtube.com/watch?v=QLK9UA6kmY4
コメント (5)
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