ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

源 頼光の鬼退治

2011-01-25 | 日記
歴史の話ばかりで…本の読み返しに疲れました。
今日は日記に致します。

さて、疲れたときには、やっぱ甘いもんっしょ?
ベストなタイミングで戴いた饅頭です。
ありがとうござます!
とそのでかさにビックリしました。

デーン!ど・でか饅頭です。
ちなみに、「ゆきちゃん※が好きそうだと思って♪」とプレゼントされました。※本名です。
確かに、饅頭は好き…しっかし、こんなバカでっかいの…と思って開けてみて、
やっぱり好きでした。
この方は、本編登場の鬼の頭領 酒呑童子様です。

ドーン!とずっしり重く、約500gでしょうか?量ってないので分かりません。
ひつじの拳骨より、ちょいでかサイズで弁慶の拳大の饅頭でした。
しかし、食いきれませんでした。ボチボチ家族で食べます。

さて、
うちのおかん「ほら、あの有名な大江の…」と知ってる様子でしたが、
ひつじ、全く持って第六感がピンと働きません。
最近、ボキャブラリー不足のおかん「ほらぁ、あの人、あの人よ!源氏物語に出てたでしょ?」
と、全く話が通じませんでいた。
ので!?
御由緒を読み上げる※と、分かりました。
※おかんへ、時には音読しましょう!言葉が出やすくなりますよ。

初代 源 経基(つねもと)様のご供養なさっていた方で源 頼光(よりみつ・らいこう)様の鬼退治です。しかも、源氏物語内の六条御息所の生霊の類の話ではなく、
平家物語内の鬼退治の話です。
本編登場の酒田 酒呑童子が退治された記念の饅頭らしいです。
平安中期ですが、源 頼光と藤原 保昌とその四天王 渡辺、卜部、酒田、碓井が鬼退治した話にちなんでの鬼饅頭(腰掛石)です。
ちなみに、渡辺はおかんの旧姓です。
やっぱ、昔、御先祖様が鬼退治しとったんやと何となく思いました。

ちなみに、こういう鬼退治をなさっていたご先祖様の血をしっかり受け継いだ義経で、
天狗や妖怪、鬼の話が多く盛り込まれて伝説化しております。
剣術書には、天狗の義経、能の演目では狐…よくよく化かしてたんでしょうね。

本編しっかと最初から読んでおられる方なら、ピンと来たかな?
…おそらく、いないのでは?…
御先祖様 源 頼光の妖刀[薄縁(蜘蛛切丸)※]を義経がお守りとして持っていましたね。
※弁慶のお父様(熊野の坊さん)から戴いた懐剣です。

平安鎌倉時代の人々は、山神天狗様にいろいろ教わって、悪さしない鬼さんと遊んで、妖怪と一緒に暮らしていたのかもしれない。

そんな時代が懐かしいです。