羊のプチ冒険

フランス語と英語の通訳案内士(未年生まれ)が考える、こんな事、あんな事・・・

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初詣は、羊神社。

2015-01-04 20:07:04 | 国内旅行・歳時記
今年は、未年。しかも年男ともなれば、初詣は、当然のことながら、羊神社へ。その「羊神社」、日本に2か所あるそうです。群馬県安中市と名古屋市北区。12年ごとに初詣客が急増するのでしょうね。

その1か所、名古屋市にある羊神社に行ってきました。名古屋駅から地下鉄を、東山線―名城線―上飯田線と乗り継ぎ、上飯田駅へ。駅から徒歩10分弱。住宅街にある、こじんまりとした神社ですが、NHK夜7時のニュースでも紹介されたためか、すぐ前の道が一部通行止めとなり、交通整理の係員も。昼頃に着いたのですが、参詣客が100メートルほどの列を作っていました。



石造りの鳥居をくぐると、左前方に手水舎(ちょうずや)が。さすがは羊神社、龍の代わりに羊の口から水が流れています。



拝殿に近づくと右側に狛犬ならぬ、狛羊、それも親子の羊が寄り添っています。



狛羊の脇には、名古屋市教育委員会のよる羊神社の来歴が日本語と英語で記されています。
「『延喜式神名帳』に山田郡羊神社、『本国帳』に従三位羊天神とあるのがこの神社で、祭神は天照大神、火迦具土命(ひのかぐつちのみこと)の二柱を祀る。棟札に慶長十八年(1613)癸丑(みずのえうし)八月五日とある。またこの付近の町名、辻町の語源は「ひつじ」が転じたものといわれる。」
“This shrine is consecrated to the divinity of “Amaterasu-omikami” and “Hinokagutsuchi-no-mikoto”. It is believed that its neighborhood’s name, “Tsuji-machi” was derived from [hitsuji : sheep].”

現存する拝殿は17世紀の建立されたもののようですが、延喜年間、つまり901~923年に編まれた神名帳にすでに羊神社として記載されていたようですから、1,000年以上の歴史ある神社なんですね。

また、3日付のスポニチアネックスには、「奈良時代、この場所に群馬県多野郡の領主だった「羊太夫(ひつじだゆう)」が立ち寄った屋敷があったとされ、土地の人が安心して平和な暮らしができることを願った羊太夫が「火災除」の神を祭ったのが由来。宮司の半田収さん(84)は「羊太夫のように“家庭円満で安心して暮らせるように”という気持ちでお参りしてもらえれば」と話す。」という説明が出ていました。羊大夫の領地が、今の安中市なのかもしれないですね。

日本の建築物は、火災によってしばしば焼失してきました。火災除けはそれだけ大切だったのでしょう。火災除けの御札は今でも売られています。



付近の地名も、火災除けと羊大夫の名から「火辻町」と名付けられていたのが、「火」の文字があっては却って火災を招きやすいということで、火の文字を消して「辻町」となった、という説もあります。

因みに、ウィキペディアによると、
「多胡羊太夫(たご ひつじだゆう)は、奈良時代天武天皇の時代(672年~686年)に活躍したとされる上野国(群馬県)の伝説上の人物(豪族)。伝承では多胡郡の郡司だったとされる。」
ということで、多胡羊太夫は伝説上の人物で、詳細は分かっていないようです。

通常の年は、三が日で2,000~3,000人の参拝者だそうですが、今年は元日だけで27,000人。通常の10倍用意したお守りの中には早くも売り切れになってしまったものも。

12年に一度の、参拝者の殺到。嬉しい悲鳴も、羊神社だけに、ウメ~。ウメ~と聞けば、もうすぐ、梅の季節。昨年の東京の梅の開花は1月19日。今年も熱海梅園の梅まつりは1月10日(土)から3月8日(日)までですので、早咲きの梅はもうすぐ、開きそうです。冬来たりなば、春遠からじ・・・ですね。ついでに、そのオリジナルは・・・
“If winter comes, can spring be far behind?”(イギリスの詩人、シェリー(Percy Bysshe Shelley)の長詩『西風に寄せる歌』(Ode to the West Wind:1819年)の末句)

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