建築士だからわかる〇〇教えます

住まいの音に関する問題について

生活をしてる上で、いろいろな音が気になることありませんか??

近所の工場からの音、学校近くで小学生が工程で遊ぶ声、車の走行音、近所の駐車場からのエンジン音、電車の走行音、雨の音、2階の生活
音などなど
中には飛行場近くの方は飛行機の離着陸時の音ということもありますね。

この音の中で、分けて考えていただきたいことは土地の廻りの環境からの環境音なのか?自宅に関する音なのか?です。

環境音に関しましては、飛行機の音などは補助金が出る場合もあり、窓などを防音サッシに変更したり、内窓をつけて二重サッシにするなど、住み手側が対応できることは限られてきます。
それらの対策も、夏場に窓を開ける、換気のために窓を開けてしまえば音は入ってきてしまいます。

そのような環境音を根本的に解決したい場合は、その環境から離れるしかありません。

比較的、電車の走行音は夜間は電車の走行がなくなりますので、気にならないのではないか?という方もおられるかもしれませんが、数か月に一度行われる線路の保守点検は夜中に行われます。その工事の音は夜中なので周囲の音がほとんどないために余計に響くこともあります。
また、夜勤のある方など、睡眠をとる時間がずれる方にとりましてもやはり気になるところと思います。

お家の中の音としまして、よく相談を受ける内容としましては
・雨の音
・2階からの生活音
・トイレの排水音(特に2階のトイレからの排水音)
・聞こえてはいないが不快な音
などがあります。

■金属製の屋根は雨の音が大きくないですか?
と聞かれることがあります。

私は、ぜひ雨の日にロフトなどで実際に雨の音を聞いていただくことをお勧めしています。

屋根の素材だけではなく、屋根の勾配(傾きですね)、屋根の納まり、断熱材の種類などによりまして、音の聞こえ方は異なります。

私のつくる家は金属屋根の場合でも二重構造になっておりますのでほとんど気にならないと言われます。しかし音の感じ方は人それぞれですので、住み心地見学会などで、実際に確認いただくことをお勧めしております。
加えまして、最近の豪雨による音は、屋根の音というよりも周囲からの音と屋根からの音が区別がつかないくらい激しい雨もあります。
そのような雨の場合は、素材(瓦屋根、金属製の屋根、その他の屋根)による違いはなかなか正確なことは言えませんが、昔ながらの瓦屋根
の方が音は小さいように思います。ただ、瓦屋根の場合は重い屋根となりますので、地震に対する対処をきちんととることをお勧めします。

2階からの生活音は、木造でお子さんが小さいときによく聞かれます。
1階と2階との間に断熱材を施工する、2階の床に防音性のあるボードを敷く、コルクなど音が出にくい素材にするなどの対処方法があり
ますが、子どもが大きくなればあまり気にならないこともありますし、反対に子どもの様子がわかるということで敢えて少し生活音がある
ほうがよいと考えるお施主さまもおられます。

トイレの排水音については、1階の場合はトイレ廻りに断熱材など吸音するものを施工する、2階の排水は1階の生活の場から離すなど対応が可能です。私の設計では基本、排水は外に出してしまいますのであまり気にならないと言われる方が多いです。

最後にお伝えしたい音が、聞こえないけれど不快な音です。
聞こえないのに不快な音?と思われるかもしれません。

しかしこの音で体調を崩されたり、不快感を抱かれる方もいらっ
しゃることは確かです。

低周波音と呼ばれる人間の耳では感知できない低い周波数の音で耳では感知できていなくても微動な振動として感知できる場合もあります。

これらは給湯器や最近では夜の電力を利用してお湯を沸かす器機
などによる低周波音が課題になることがあります。
場合のよりましては隣家のそのような設備機器の影響で、耳では
感知できていなくてもカラダの不調を訴える方もおられます。

まずはその設備機器の種類、配置、設置方法をご確認ください。
その上で、壁付ならば、床置き型に変更したり、床置きの脚の部分にゴムの防音材を挟むなどの対処方法があります。まずはメーカーに相談してみましょう。
隣家の場合はなかなか難しい課題です。まずはメーカー名、型番からネットなどで低周波音の問題がないか、調べてみましょう。
その上で隣家の方と相談するか、メーカー側に相談するか、このあたりはご近所さんとのお付き合いにもよりますので、難しい課題ですがなんとか解決したい課題ですね


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