「リニア、地下に変更を」1・2キロ、可児市が意見書(中日新聞)

2013-11-15 17:38:48 | 桜ヶ丘9条の会
中日新聞(2013・11・15朝刊)に、可児市が、地上に出ると発表されたリニアが同市久々利地区の1・2キロについて、地元住民から「史跡や環境保護の観点から地下に計画を変更するよう意見が相次いだのを受けて、市として地下に変更するよう意見書が5日付けで出されたという記事が掲載されました。


「リニア、地下に変更を」 1・2キロ、可児市が意見書 (中日新聞)
2013/11/15 朝刊

◆地上部に美濃焼史跡

 JR東海が九月に公表したリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書に対し、沿線の岐阜県可児市が、地上に出る予定の約一・二キロを地下に計画変更するよう求める意見書を提出した。市が国史跡指定を目指して調査している久々利(くくり)地区の美濃焼関連史跡の保全を理由に挙げている。
 市によると、安土桃山時代に築かれた県史跡・大萱(おおがや)古窯跡群が、計画路線の地上部分を挟むように点在し、未指定の古窯跡三カ所も近接している。市は今年から一部史跡の本格調査を進めている。

意見書は五日付。「指定地だけでなく、史跡を取り巻く環境を一体的に保護する必要がある。高架橋などの構造物は景観との調和や自然環境に与える影響も甚大」と指摘している。
 十月八日に久々利地区で開かれた説明会でも地元の陶芸家や住民から、史跡や景観の保護の観点から地下に計画変更するよう求める意見が相次いだ。
 JR東海によると、名古屋駅から次の岐阜県中津川市の中間駅までの間、駅接続部分を除くと、地上部分は久々利地区が最長。この区間が地上に出る理由として「付近のくぼんだ地形のため」と説明している。
 JR東海は近く、準備書への意見に対する見解をまとめ、沿線の知事や市町村長に送付する。その後、百二十日間、市町村長の意見も踏まえた各知事の意見を受け付け、準備書を修正したアセスメントをつくる。

 <大萱古窯跡群>16世紀後半に築かれた岐阜県史跡の牟田洞(むたぼら)、窯下(かました)、弥七田(やしちだ)と、未指定の計6古窯跡で構成。1930年、人間国宝の陶芸家・故荒川豊蔵さんが古志野の陶片を発掘し、美濃焼再興につなげた。牟田洞古窯は、国産茶わんとしては2品しかない国宝の一つ「卯花墻(うのはながき)」の生産元とされる。
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