リニアに関する岐阜県公聴会 JRは、日本文化の破壊者

2014-01-09 11:20:55 | 桜ヶ丘9条の会
JRが発表したリニアに関する関するリニア準備書に対して、岐阜県知事が意見を述べるために、沿線住民の意見を聞く公聴会が、今日(2014年1月9日、)可児市総合会館で行われた。
岐阜県における最初の公聴会である。
この日の供述人は7名。
7名中、一人は、大森地区の住民、5人は久々利地区の住民、一人は、土岐市の住民だった。
大森地区の住民の意見は、多くの問題点の理由で、大森地区に脱出口が作られるというJRの計画に反対し、5人の久々利地区の住民は、JRの計画する久々利大萱地区における高架橋計画に真っ向から反対し、地下トンネルに変更すべきと公述した。もうひとりは、土岐市日吉地区に移住した住民で、東濃地域におけるウラン鉱床の問題を述べ、他人(旧動燃)の調査でなくJR自身の調査をすべきであると述べた。
7人とも、JRのこれまでの説明に、不信感を述べ、JRは、沿線住民の真摯な疑問に誠意を持って回答すべきだと、異口同音に公述した。
岐阜県は、JR東海の不誠実な態度に警告し、真摯な態度で臨むべきだと、毅然として態度で、JRの準備書に対して意見を述べるべきだという感を強く感じた。
大森地区の住民は、閑静な緑の多い星ヶ台団地に移住してきた大都市の住民の夢を奪う権利が一民間会社であるJRにあるのかという常識的な異論を述べ、5人もの久々利地区の住民は、美濃焼の聖地であり、自然保護のために長年にわたって厳しい努力を続けてきた大萱地区の努力を無視するのかと、怒りを持ってリニアの地下トンネル化を述べた。
陶器の文化を守ってきた地域住民の活動は、単に可児市大萱地区の問題ではなく、自然と共生すべき日本国民全体の問題であるという、荒川豊蔵のひ孫である公述人の発言は、聴衆の胸を打った。
古窯群の存在と、地域全体の自然環境の確保があってこそ、日本人の文化が守られるのだという、高いレベルの精神の保持者が、浅薄なJRの思考を打ち砕いた公聴会であった。



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1 コメント

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岐阜県は公聴会の意見を尊重するのが義務である (都 鹿斎)
2014-01-10 13:21:59
県主催の公聴会に人生初の参加であった。全体としては、これが県民を対象としたオーソドックスな行事なのかと少々寂しかった。
7人の公述人は全てこれまでのJRの実施体制に不信感やノーと発言するなど、参加人員が満席であればもっと迫力が生じたと思う。これまでは財界とか自治体賛成派議員のリニア導入のオンパレードであったムードは、この公聴会では微塵の見えなかった。残念なのは可児市桜ヶ丘が抱える個別的案件について(10万住民の居住区の地下を通過すると言う、JRの裏切り行為)言及がなかったことは、如何に現下の人間軽視の施策がここにも存在していることに怒りをもって帰宅した。帰宅後奇しくも三菱マテリアル・水素爆発で5人が戦死したニュースが出ていた。
 平和な時代にも関らず大工場で平時の戦死者を出したことの意味をしっかり考えたいし、リニアにおいてもこうした犠牲者を一人とて出してはいけない。そんな決意はJRや関係者にあるのか、ないのか。

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