12月11日に介護保険について質問をしました。
(大眉 均)
介護保険特別会計補正予算にもありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、世帯の主たる生計維持者の収入が一定程度下がった方などについて介護保険料の減免がされておりますが、減免された人数と減免学についてお示し願います。
2点目に、来年度から3か年の第8期介護保険事業計画が検討されております。次期保険計画の内容と介護保険事業計画の策定のスケジュールについてお尋ねをいたします。
3点目に、次期介護保険料はどのくらいになるのかお尋ねをいたします。
健康福祉部長(岩﨑国彦)
収入が減少した方の介護保険料の減免につきましては、11月末現在で申請件数は27件、減免総額は153万7,180円となってございます。介護保険事業計画は、介護保険制度を総合的、計画的に推進するため、介護保険法に基づき、3年を1期とした計画を定めるものでございます。
本計画につきましては、7月14日に三木市社会福祉審議会に諮問させていただいた後、社会福祉審議会の中に専門部会として第8期介護保険事業計画策定検討部会を立ち上げまして、意見交換及び審議をいただいておるところでございます。
このたびの第8期案の基本理念といたしましては、高齢者が自分らしく生きがいを持って住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けられるよう、みんなが支え合うまちを目指しますとしております。
具体的には、10年、20年先まで見据えた高齢者の福祉サービスを提供するため、大きく3つの点がございます。1つは、認知症施策の推進、そして2つ目はフレイル予防、介護予防の充実を図る、そして3つ目は、人口減少の中、民間活力を生かし、公共施設の効果的な設置、運営を維持することを目的に市立デイサービスセンターの今後の在り方についてなどを内容としてございます。
計画の素案につきましては、12月18日から来年1月18日までパブリックコメントを実施する予定としております。
現在、三木市の介護保険料につきましては、平成27年度の第6期計画から6年間変更なく、基準月額を5,200円としているところでございます。第8期計画の介護保険料につきましては、12月中に国からの方針、そして介護報酬の改定率が示される予定ですので、その後、市の介護サービス全体の保険給付費の見込みを踏まえ、保険料を算出することになります。第8期計画の介護保険料につきましては、年明け、1月に計画策定検討部会で審議していただき、2月に社会福祉審議会から答申をいただいた後、3月に議会において介護保険条例の改正を上程したいと考えてございます。
(大眉 均)パブリックコメントにかける案は私どもに示していただけるわけですね。年末年始にパブコメを取って、市民の関心がなかなかそこに行かないというところがありますがその辺はよくPRしていただけるのでしょうか。
健康福祉部長(岩﨑国彦)パブリックコメントを取ったとしても、実際にそれをしっかりと市民の方が見ていただいて、その中から思いをしっかりといただくということに努めていかなければならないと考えております。介護保険事業計画といいましても、40歳の方から介護保険料を払った中で、自分の将来のことをどういうような形で進めていくか、今回はめどとしては3年でございますけれどもしっかりと意識を持っていただくために広報とかホームページに載せておりますけれども、まず介護保険の事業のほうにつきましては、各種団体、いろんな関係団体もございます。そして福祉の関係団体がございますので、広報やホームページ以外でもパブコメが行われているということを周知をしていきたいと思っております。また、周知をできる団体がないかもしっかりと検討して考えていきたいと思っております。
(大眉 均)保険料ですけど、まだ介護報酬そのものが分からないというようなことですが、介護報酬はあんまり上がらないような言い方をされていますよね。ただ、それでは、介護に携わる人たちがだんだん少なくなっている、辞める人も多いというようなことで、これもそれなりの報酬が必要だと思うんですけど、しかし発表になっていないので計算ができないというけれども、本来ならパブリックコメントの中で介護保険料はこのようになりますよというものが要るんじゃないかと思いますが保険料の算定あるいはその仕組みというものをきちんと広報もしていただきたいと思います。