そうだ 京都、行こう。 2014姉妹桜旅 ～その3～

嵐山

ＪＲ嵯峨野山陰線で花園まで戻ります。

【妙心寺　退蔵庵】

応永11年（1404)建立

山門をくぐり 方丈（本堂）を抜け「余香苑」に向かいます。





庭の入口

うわあ・・・

出迎えてくれたのは見事な紅枝垂れ桜

まだ三部咲きというところでしょうか。

圧倒的な存在感

昨年のＪＲ東海「そうだ　京都、行こう」キャンペーンの主役の桜でした。

予習していたわけでなく、帰ってから復習しました。

心に残る桜の一本です。

池泉回遊式庭園「余香苑」　　昭和40年完成

藤棚の下で一休み

奥の山から谷を通り瓢箪池に流れ込む川という設計

日本の庭・・・奥が深いですね。

藤の季節にまた眺めてみたいです。

つくばいと水琴窟

耳をすませないと聞こえない水琴窟の音は動画でも残しました。

二日目の朝、水琴窟の夢で目が覚め、

なんて風流なの、と思ったら

先に目覚めた姉が動画を見ていたのでした。（笑）

でも京都らしい最高の目覚め。

方丈前で国宝「瓢鯰図」（国宝）の模本を見て、方丈に上がります。

この張り紙を見て以来、

お参りの時はお願いではなく、感謝をするようになりました。

枯山水庭園「元信の庭」

室町期に作庭されたそうです。

室町・・・・！！！

「不変の美」を座って鑑賞していたら、ちょうど方丈で法事が始まり、

僧侶が唱える般若心経がすぐそばに聞こえます。

ありがたく聞き、その声も一緒に動画で庭を収めました。

穏やかな時間が過ごせました。

陰の庭

入口の桜ごしに見る敷砂の庭

どこを見ても絵のような風景

【龍安寺】

朝のスタートが早かったので姉の最初の予定通り立ち寄れることになりました。

桜満開の鏡容池

山門をくぐったときには

こんなに大きな池が広がっているなんて想像もできませんでした。

　

枝垂れ桜の下はいつも人が賑わう。

ここは特に外国の方が多かったです。






石庭

桜はまだ咲いていませんでした。

世界的に有名なこの石庭

こんな感じでみなさんが見ています。

人が多くても、国が違っても、

この庭から感じる気は、

季節季節によって心持ちによって変わってくるものなのでしょうか。

眺める場所によっても感じるものが変わります。

名刹たる所以ですね。

外から見る壁も素敵です。

桜苑を抜けて、広い池の周りを一周。

今回の桜旅で見た桜は何百本になるのか分かりませんが、

この桜は有名なものではないのですが心に残る一本。

山桜の楚々とした色合い

山と空と池と桜、池に映る様子

姉妹揃って好きな桜でした。






ここまででやっと１日目のお昼です。

いったいいつこのレポートは終わるのでしょうか。

その４　「祇園・東山編」に続く。

そうだ 京都、行こう。 2014姉妹桜旅 ～その２～

嵐山

【天龍寺】

またおじゃまします。

借景嵐山はほんのり薄紅色。

夏に訪れたときに見事な垂れ桜があり、さぞかし春は・・・

ということで姉がプランに組みこんでくれました。

これが夏の青々とした葉っぱと小さな実

秋にはきっとこの先にある紅葉に捕らわれたのですね。

写真はありませんでした。もう葉も散っていたのかもしれません。

どんな桜がまっているのかと

わくわくしながら坂道を上ると・・・・・

うわあ・・・

思わず声が出てしまう。

桜が上から降ってくる。

この桜色は川辺で見たソメイヨシノより濃い色です。

この世のものとは思えない、

優しい色に包まれた桜色のシャワーです。

桜に包みこまれるような気分になるのは初めて。

枝先まで素敵

百花苑は春の優しい色とりどり

姉妹揃って大好きな花木の感じ

ここは母の庭を思い出すから。

「きっと今日も一緒に来てるよ 。」と姉が言ってくれました。

枝垂れた隙間から光がこぼれます。

建物とのコラボが京都の桜です。







望京の丘に登ると・・・

壮観。

一本の同じ樹なのにどこからどうみても

絵になる。違う表情。

桜に包まれる臨場感はとても写真には収められないので

心の中に一生懸命収めました。

ここの桜に出会えてよかった。





ありがとうございました。

天龍寺

また来ますね。

その３に続く。

次はこれまた名園「妙心寺　退蔵院」です。

そうだ 京都、行こう。 2014姉妹桜旅 ～その1～

青モミジの６月、紅葉最盛期の１１月に続く第３弾の京都旅

これは地元の夜桜

夜行バスに乗るため夜道を急ぎます。

若いときのスキー旅行以来の夜行バス

３列あって、隣席との間は通路になっています。

リクライニングもかなり倒せてそんなに苦痛ではありませんでしたが、

すごく眠かったわりに熟睡できませんでした。

でも新幹線の約半額には惹かれます。

次回も、行きは夜行バスありかもです。






４月２日

朝６時に京都駅に着きました。

いい天気

【世界遺産　東寺】

谷間の花畑の姉との待ち合わせ時間にはまだ間があったので

東寺に向かうことにしました。

五重塔が、京都駅付近の都会の喧噪の中に突然表れた感じ

それがthe京都ですね。

でも平安遷都の際に、羅生門の東に作られたというのですから・・・

ずっと前からここにあったわけですよね。

桜とのコラボ

今回の旅の最初の出会い

この楠に寄っかかって朝ご飯のパンを食べました。

朝の時間を有効に使えるのも夜行バスの良さですね。

今日一日いい日になりますように。

嵐山に向かう電車の中で、姉から旅行タイムテーブルを手渡され（さすが！）

わくわく感はさらに盛り上がるのでした。







【渡月橋】

昨年から三度目の嵐山

ちょっと道を変えたら少し手前の川縁に出てきました。

こ、こ、これは～。

まざまざと思い出す３０年近く前の旅の記憶。

実は三度目じゃなかったね。

思い出せてよかった（意味深）

これこれ、このアングルでしょ～

秋もこう撮りたかったんだよね。

春の空はうららかに晴れ上がる。

桂川とのコラボ

目にも耳にも心地いい。

モミジの花もかわいいでしょ。

モミジの花の上には桜の花が 。

可愛い色合わせ。

嵐山には山桜の薄桃色が盛り込まれています。

夏（2013．6．6）

秋（2013.11.30)

同じ場所でも、違う季節でも、同じ季節でも、

また来たくなってしまうのが京都なんですね。

この後、大感動の天龍寺へ。その２に続く。

今回の姉妹桜旅レポートは細切れになりそうです。

仕事が続くことと、写真が６８０枚になりましたもので・・・。

 

旅のお供

　この２冊

今日駅ビルの書店で買ったばっかり

実はこれ、ご家族で京都に心酔しているアメジストさんから以前お借りしたもの。

ページを開いたら、あら素敵。本物のシールが 貼られているのね。

と、思ったら

なんとゆーことでしょー。

アメジスト家の方々が京都の思い出として

様々なお店のシールを貼ってあるの。

各ページに、それはそれはセンス良く。

真似していいかな・・・？






あともう一冊

何十年ぶり？？？！！！



何の支度もしていないのに

この三冊を用意しただけでもう大満足・・・

優しい気持ちになる

イカリソウ（白）

もう本当にひっそり咲いているんです。

必死でカメラをもぐりこませて。

むりやり上向きにして。

小さな小さな花ですが、透明で繊細です。

イカリソウ（黄）

庭の隅でこれまたひっそりと咲いていました。

アップにするとスイセンの花のようですが、

大きさは人差し指の爪くらい 。






キイチゴ

野ばらのようでもあり

クレマチスのようでもあり

桜のようでもある。

小道コーナーのあちこちから芽を出しはびこっていますが、

この花のロマンチックさは、今一番のお気に入りです。

大きさは３～４㎝はありますが、あちこちでふわっと優しく咲いています。





ジューンベリー

こぼれそう。





ライラック

こぼれ出た。




主役じゃないけど地道に咲く花

見ているだけで優しい気持ちになります。

 

４月１日の朝

今日から新年度

それぞれの場所でそれぞれの仕事を頑張ってね。

私はそれほど変わりありません。

ウサギ４兄弟みたいでしょ。






原種系ナルシッサス　ベルソング

花姿がコンパクトで美しい。よい香り。よく増えるそうです。

花びらにも少し色が入っています。

レディジェーン

色づき始めました。

最強コンビ！？

赤いチューリップってやっぱり可愛いね。

母の勿忘草

水色とピンク





今晩から旅立つ（大げさ）ので

いない間に庭が変わりそう。

朝からパトロール・撮影・アップと忙しい。

仕事に行って来まーす。