共感した言葉をお裾分け

2008年06月18日 | Weblog
自然は強い者だけが生き残り、子孫をのこしてゆくという。オオカミに襲われるカリブーの群れは、逃げ遅れた弱い者が犠牲となり、群れは強さを保っているという。とてもわかりやすい説明なのだが、自然は、本当に教科書通りに動いているのだろうか。もっと偶然性が支配している部分があるのではないだろうか。自然はある意味において、弱い者さえも包容してしまう大きさがきっとあるような気がする。
星野道夫