生活と芸術

2006年11月01日 | Weblog
今日は私が所属している山梨音楽療法研究会からのお知らせを載せようと思います。

2006年11月11日(土)
場所:県立文学館
時間13時30分~15時30分
(13時から受け付け13時20分から前座がはじまります)
参加費:無料(どなたでも参加できます)

内容:市民講座(山梨音楽療法研究会主催)

座談会『生活の中での芸術の存在』
   
   座長:松井紀和(日本臨床心理研究所・精神科医)
   芸術:臼井紀郎(陶芸家)
   教育:手塚実(山梨大学教授)
   福祉:石原俊道(落語家・山梨件福祉保健部主幹)
   医療:藤原茂樹(藤原医院・精神科医)

音楽表現『音によるコミュニケーション』
        小田切佳仁 認定音楽療法士他

 人間にとっての芸術の存在を真剣に考えたことはありますか?
私は音楽療法での関わりを通じていつもこのテーマが浮かびます。
 
 私が看護師の頃、一日中天井を見ながら生活を送っていたAさんのことを思い出します。どんなに高齢になっても、障がいがあろうとなかろうと、芸術を楽しむ権利はあり、育むことができると思っています。しかし、それは自分の思いに過ぎないかもと思ったりまします。それを大切にしようとすると、押しつけになってはいないかと思うこともあります。そんなことを考えていると、生ること、生きているということを考えます。これからずっと私のテーマになるかもしれません。
今回はそのヒントとなる座談会を私の好きな人間を集め企画してみました。
私も初めて企画を担当して、分からないことだらけでありますが、楽しく考え深いイベントになると思っています。

あなたにとっての芸術、私にとっての芸術、みなさんも一緒に考えてみませんか?