キーラ・ナイトレイ
「プライドと偏見」
“エリザベスはフランス革命の影響を受けたのでしょうか?
彼女は落ちぶれているとはいえ貴族階級(正確には準貴族階級)の子女だし、
選んだ相手が大地主ですから、立場的には反革命派の人ですよね。
なにしろ原作を読んだのがずいぶん前のことですので、
フランス革命に言及している記述があったかどうか記憶にありませんが。
ご教示いただければありがたいです。”
antoinedoinelさん(http://antoine.exblog.jp/ 小人閑居日記 )から
上記のコメントをいただきました。有難うございます。
調べてみたのですが、
原作「自負と偏見」では、フランス革命に言及していません。
オースティンは、意識的に、歴史的な時代背景を省いたみたいです。
京都、龍安寺の石庭のように、無駄を極力省き
普遍的真実(小宇宙)を浮かび上がらせる。
紫式部の「源氏物語」は、平安時代の貴族社会が、時代背景にあります。
「プライドと偏見」と同じく、貴族社会という狭い世界に限定することで、
男と女の愛の真実を描こうとしています。
庶民にとって、貴族の私生活は、
彼らの、平凡な日常を描いただけにしても、
十分、興味のある世界です。
elinor-s-forest さんや、海から始まる!?さんのブログで、時代背景について
言及してありましたので、抜粋します。
「プライドと偏見」の時代背景
"彼女の生きた時代、1775-1815は、
時代的にはフランス革命やナポレオンの台頭と英仏の戦争があり、
フランスとは犬猿の仲である英国でも、フランス革命の精神は
詩人のバイロンやスコットランド詩人のバーンズらにも影響を
(一時的ではあるものの)与えていましたが、
オースティンの作品にはそういったことは一切登場しません。
ただ、「説得」の中では、’トラファルガー沖で戦った海軍’や
手柄をあげた’提督’という言葉が出るのみで、
オースティンの作品はあくまで国内の中流階級の、
しかも幾つかの家庭との絡みだけに留まっています。"
elinor-s-forest 「プライドと偏見」の時代背景 抜粋
海に始まる!?
魅了されちゃいました! 『プライドと偏見』
◆時代背景
“直接描写こそないものの、物語(やエリザベスのキャラクター)は、
自由や平等という考え方を広め、貴族の没落をもたらした市民革命、
およびその基になった自由主義思想の圧倒的な影響下にあるんじゃないかと、
私には思われたのですが。”
海に始まる!? 抜粋
「イギリス小説入門 川口喬一著、研究社出版」にも
オースティンが偉大なミニチュアリストであり、
「テーマも若い娘が、結婚の相手を見つけるに至るいきさつに限られ、
田舎の中産階級の風俗喜劇の枠を出ず、その外の世界で起こっていることが
描かれることはほとんどない。」
と書かれています。
ただ、自己主張が、
はっきりと言えるエリザベスは、
昔の人とはいえ、現代女性にも、共感できる女性のようです。
「プライドと偏見」
“エリザベスはフランス革命の影響を受けたのでしょうか?
彼女は落ちぶれているとはいえ貴族階級(正確には準貴族階級)の子女だし、
選んだ相手が大地主ですから、立場的には反革命派の人ですよね。
なにしろ原作を読んだのがずいぶん前のことですので、
フランス革命に言及している記述があったかどうか記憶にありませんが。
ご教示いただければありがたいです。”
antoinedoinelさん(http://antoine.exblog.jp/ 小人閑居日記 )から
上記のコメントをいただきました。有難うございます。
調べてみたのですが、
原作「自負と偏見」では、フランス革命に言及していません。
オースティンは、意識的に、歴史的な時代背景を省いたみたいです。
京都、龍安寺の石庭のように、無駄を極力省き
普遍的真実(小宇宙)を浮かび上がらせる。
紫式部の「源氏物語」は、平安時代の貴族社会が、時代背景にあります。
「プライドと偏見」と同じく、貴族社会という狭い世界に限定することで、
男と女の愛の真実を描こうとしています。
庶民にとって、貴族の私生活は、
彼らの、平凡な日常を描いただけにしても、
十分、興味のある世界です。
elinor-s-forest さんや、海から始まる!?さんのブログで、時代背景について
言及してありましたので、抜粋します。
「プライドと偏見」の時代背景
"彼女の生きた時代、1775-1815は、
時代的にはフランス革命やナポレオンの台頭と英仏の戦争があり、
フランスとは犬猿の仲である英国でも、フランス革命の精神は
詩人のバイロンやスコットランド詩人のバーンズらにも影響を
(一時的ではあるものの)与えていましたが、
オースティンの作品にはそういったことは一切登場しません。
ただ、「説得」の中では、’トラファルガー沖で戦った海軍’や
手柄をあげた’提督’という言葉が出るのみで、
オースティンの作品はあくまで国内の中流階級の、
しかも幾つかの家庭との絡みだけに留まっています。"
elinor-s-forest 「プライドと偏見」の時代背景 抜粋
海に始まる!?
魅了されちゃいました! 『プライドと偏見』
◆時代背景
“直接描写こそないものの、物語(やエリザベスのキャラクター)は、
自由や平等という考え方を広め、貴族の没落をもたらした市民革命、
およびその基になった自由主義思想の圧倒的な影響下にあるんじゃないかと、
私には思われたのですが。”
海に始まる!? 抜粋
「イギリス小説入門 川口喬一著、研究社出版」にも
オースティンが偉大なミニチュアリストであり、
「テーマも若い娘が、結婚の相手を見つけるに至るいきさつに限られ、
田舎の中産階級の風俗喜劇の枠を出ず、その外の世界で起こっていることが
描かれることはほとんどない。」
と書かれています。
ただ、自己主張が、
はっきりと言えるエリザベスは、
昔の人とはいえ、現代女性にも、共感できる女性のようです。
女性かと思ったら男性なんですね(笑)。
記事を拝見すると、映画業界に関わっていらっしゃる方なのでしょうか?
今後ともどうぞよろしくお願いします。
睡眠不足で見ていましたが、
さすが朝五時は、録画をしてみました。
荒川静香 良かったですね。
サーシャ・コーエン(アメリカ)、
イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
転倒をしましたが、よかったですよ。
転倒した後からの、滑りが素晴らしかった。
金の魔物から開放されたように、
伸びやかに滑っていました。
コメント 有難うございました。
男なのですが、女系家族で育ったので、
多少、女性びいきかもしれませんね。
マスメディアの業界ではありませんが、近いところにいますよ。