ムール貝のお吸い物
大量に入手したムール貝を使って、今日はお吸い物。
浅蜊やハマグリなど、二枚貝は、お吸い物向きの貝ですね。
それに対して、巻貝は余り汁物には使われない様です。
貝は、どの種類もとても個性的な出汁が出ますが、巻貝などは個性が強すぎて、アクも強いのが多いから、
こうしたあっさりした汁物には向かないのかもしれないですね。
ムール貝は、素晴らしい出汁の出る貝で知られていますが、洋風料理のイメージが強いです。
こうしたお吸い物には、純和風の浅蜊などの方が、雰囲気的に馴染みがあるという事なんでしょうか。
ムール貝は大きくて、出汁も強いので、一杯の汁物に一粒使えば充分みたい。
浅蜊で言うと、5、6粒分くらいの出汁が、一粒でしっかり出るわね。
今回は、他に鰹出汁などは使わず、ムール貝の出汁のみのシンプルなお吸い物よ。
味付けは、塩・胡椒と少量の日本酒のみ。
具材は、人参、葉葱、椎茸一切れ、榎茸をほんの少量ずつ。
お吸い物なので、具沢山すぎちゃうと野暮ですよね。(笑)
とても素晴らしい出汁で、美味しかったわ !
美味しそうな澄まし汁ができたわね、焼き魚と朝食の食卓に並ぶと似合いそうだわ
ムール貝も帆立も色素の関係でオレンジだったり黄色だったりカラフルなものよね
私は暫くムール貝はご無沙汰なので、豚夫に命じて買って来させようかしら(^。^)
ムール貝のお吸い物は美味しかったけど、やっぱり洋風のイメージよね。
アサリやハマグリのような地味な方が、お吸い物に合うのは一目瞭然。
ムール貝のカラフルな色合いは、オリーブ油やバターのスープの方が決まるわね。