鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

戻り鰹の握り寿司

2014年09月21日 | お刺身

こんばんは~。
秋の訪れを告げる味覚の代表格、新秋刀魚と戻り鰹の季節となりました。

四季の移ろいを感じられる旬な味覚が堪能できる日本って素晴らしい国ですよね。
毎年、こんな 季節の風物詩 をたっぷり味わいながら暮らせる事に感謝したいです。

っと、言う事で、今日の食卓には戻り鰹を乗せましょう。



戻り鰹のお刺身

まずはストレートにお刺身で。。

鰹は、春先に赤道付近から南北に長い日本列島を添うように北上してきます。
春先の北上して来る鰹は、初鰹(登り鰹)と呼ばれ、まだ育ち盛りで脂の乗りも最小限でスレンダーな体型です。
でも、この初鰹は、とても爽やかでサッパリしているのが魅力的で、ファンも多いです。
古くは、江戸時代から初鰹が珍重され愛されて来ました。小説や時代劇などでも初鰹はお馴染みですね。

北上した鰹は、三陸沖でたっぷり栄養を摂り、丸々と肥えて夏場から再び南下を始めます。
これが戻り鰹(降り鰹)と呼ばれ、初鰹とは別物のように濃厚な脂が乗り、戻り鰹のファンもとても多いです。





初鰹と戻り鰹の境界線は、だいたいお盆辺りを境に考えれば良いのではないでしょうか。

そして今は、戻り鰹の最盛期。三陸沖から房総沖、駿河沖、紀伊沖、土佐沖、薩摩沖と徐々に産地が南下して行きます。





戻り鰹の脂の乗りが半端でないのは、切身の写真のアップを見てもらえば一目瞭然。
サシ状に脂の層が魚肉に入り込み、霜降り状態です。

初夏にアップした初鰹と、切身の違いを見比べてみてください。
まるで別の種類のお魚の刺身のようです。






わたしは余り脂の乗りが強すぎるお刺身は苦手なんだけど、でも戻り鰹はどうしても味わいたくなっちゃうんですよね。
初鰹の爽やかさも素晴らしいけど、戻り鰹の濃厚な旨味にも魅了されてしまう、という節操の無さですけどねぇ。(^_^;

今日は、葱と降ろし生姜、そしてポン酢で味わいましたよ。





戻り鰹の握り寿司


そしてお寿司も握りました。






最近、握り寿司にする事が多くなってきたひたきさんです。

それには理由があって、お刺身単品だと、どうしてもアルコールが欲しくなってしまい、少しアルコールの摂取量を控えたいのでお刺身は辞めてお寿司にしてるんですよ。お寿司だと軽くビール一杯くらいで済んじゃいますからね。。

美味しいお刺身を単品で味わっていると、ついつい呑み過ぎちゃうんですよねぇ。




前回の入梅鰯の握りは、鰯を半身に捌いて一貫のネタにしていたので、ネタが大き過ぎでシャリが見えなかったので、今日は少しネタは小振りに切り分けて握っています。

勿論、降ろし生姜と葱だくで味わいましたよん。。




長芋の磯辺揚げ

今日のお友達は、長芋の磯辺揚げ
スティック状に切り分けて、海苔降りして揚げています。

サクっとした食感と、噛めばトロっと来る感じがお洒落ですよね。。





甲状腺に問題のあるわたしなので、海藻に含まれるヨード成分は、最低限に制限されています。
特に昆布が強烈なヨード成分が含まれているので厳禁なんですよ。

でも、このところ治療の効果があるのか、甲状腺の機能データが良いので、海苔巻きや、お握りくらいならOKという許可が出たんです。
以前なら、こんな軽い海苔降りも自粛していたけど、今は、OK。ポテトチップスの海苔塩味も食べられるようになりました。





実を言うと、「戻り鰹のとろろ和え」を造るために長芋を買って来たんですよね。

それで、その戻り鰹のとろろ和え美味しかったんだけど.......、何と写真を撮り忘れてしまいましたぁ。。

情けないぞぉ。。 料理ブログ主失格だね。

言い訳しとくと、前回の掲載で書いたようにスーパーで怪我をしてしまい、少し気が抜けていたようです。

っと言う事で、「戻り鰹のとろろ和え」のブログ掲載はありません。。
美味しかったし、またそのうちに造って、今度はしっかり写真を撮ってから味わいますね。ゴメンなさい。




今日のところは、ここまで。
朝晩冷え込んで来たので、皆さん体調管理に気をつけてね。
わたしも、何とか踏ん張っています。

では、また (^_^)/




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