鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

帆立稚貝の甘辛煮

2013年06月04日 | 料理 貝類


帆立稚貝の甘辛煮


今日の酒肴は、帆立の稚貝。
先日掲載の 筍めばる にも使いました。

青森の陸奥湾などで養殖されている帆立貝のおこちゃまです。

たくさん育てて、ある程度育った段階で間引きされ、その稚貝が大量に流通するのね。
その為、とても安価で大量に出回るので重宝します。

ちっこいおこちゃまとはいえ、帆立貝は美味しいですから有難いわ !




今回は、出汁取り用と、おつまみに干し貝柱を沢山造ったの。

佃煮も造ったり、貝紐もあれこれ使って楽しんでます。

今日は、たっぷり生姜、葉葱、大蒜、唐辛子を効かせた、ピリハリの醤油煮です。
お酒のアテなのでこんなのが良いのであります。。




丁寧に造るには、ウロは外して煮込んだ方が喜ばれるのかなぁ?
でも、ちっこくて苦味も強くないので、あったほうがアクセントになるかなぁ?

好みは分かれそうね。





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小豆バイの醤油煮

2013年05月08日 | 料理 貝類

小豆バイの醤油煮



今晩の酒肴は、可愛い小豆バイ ( あずきばい、標準和名[ツバイ] )。
大好きな巻貝で、良く味わっていて、このブログにもたびたび登場してます。

北陸では、この可愛らしい小ささから「 小豆バイ 」と呼んでるとか。
「小豆バイ」って、風情があって素敵な呼び方ですね。



↑ 写真の、ちっこいのが、小豆バイ
大きいのが、通称「白バイ」。本名は[エッチュウバイ]

ね、小豆みたいに可愛いでしょう?


【注意】 地方によっては、今回の小豆バイ(ツバイ)を、白バイと呼ぶところもあるので紛らわしいわ。
エッチュウバイとツバイは、サイズ的に見分けは容易ですけど、名前だけだと混乱してしまいますね.....。






貝殻から、くるくるっと摘まみだして、ぱっくんと頬ばれば、その美味な味覚が、じわ~っと染み出て来ます。(^_^)

今日は、醤油煮ね。

醤油、お酒、味醂、砂糖、乾燥赤唐辛子で煮付けて、隠し味に能登名産のスルメイカの醗酵醤油「いしり」を使ってます。
臭みのある貝では無いですけど、生姜と葉葱も入れて香味付けしてます。

小豆バイは、ちっこいし、柔らかくて食べ易いわ。
甘辛く煮付けると、とっても美味しいの。

サイズがサイズなので、お酒のアテに味わっていると、あっという間に30個くらいは食べちゃうわね。(笑)




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アヤボラの甘辛煮

2013年03月08日 | 料理 貝類

アヤボラの甘辛煮

こんにちは (^_^)/

ご無沙汰してます。

季節は、すっかり春モード、WBCも盛り上がってますけど、
わたしは、未だどつぼに嵌って身動きがとれません。
想定外の仕事量で、出口も見えず・・・

復活には、もう暫くかかりそうです。
ゴメンなさいね。

写真は、少し前に味わったアヤボラの甘辛煮。
暫く魚屋詣でからも遠のいてます・・。

では、また !





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生牡蠣と、酒蒸し

2013年02月20日 | 料理 貝類


生牡蠣 ( 広島・倉橋島産 )
- Crassostrea gigas -



相変わらず忙しくどたばたしている鶲さんです。
昨日は、小雪の舞う寒い中、牡蠣を買って来たの。

時間が無いので、生食と、簡単な酒蒸しで味わう事に。





今回のは、広島・倉橋島産という表示になってました。
剥き身でパックされて、比較的安く販売されているものですね。

厳冬期が旬という事なので、今が食べ時という事かな。
時間があれば、牡蠣フライにしたかったけど、そのままぱっくり味わったわ。

やっぱ、牡蠣って美味しいわぁ !



牡蠣の酒蒸し



続いて酒蒸し。
蒸したら、ちょっと地味な色合いになってしまったわ。




でも、食べたら、こちらも最高。
生食用なので、蒸し時間は短くして、内部はレアー状態で味わったの。

葱ポン酢に檸檬を絞って、御馳走様でした。



アヤボラの醤油煮



このところちょくちょく登場のアヤボラの醤油煮。
造り置きしてあるもの。

こんなん食べてるとアルコールが欲しくなるわねぇ。

でも、ダメ、ダメ。
まだ仕事しなくちゃあ。。



2013年にブログアップした魚介類、33種類目。
2013-033 マガキ





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ツバイのオリーブオイル煮

2012年12月15日 | 料理 貝類


ツバイ (白バイ、小豆バイ、ケツグロ)
- Buccinum tsubai (Kuroda in Teramachi,1933) -




このところ貝類の露出が増えて来たわね。
貝類は大好きなので良く食べているんですけど、特に食べる頻度の高いのがこのツバイ。

とても小さくて可愛い貝です。
クセも無く、柔らかくてとても食べ易い素敵な貝なんですよ。

主要産地は、山陰、北陸から東北の日本海側。
産地ではかなり沢山食べられているみたいです。

金沢あたりでは、あずきばい(小豆バイ)とよばれてるようです。
白バイと呼ぶ地方も多いですけど、普通白バイというとエッチュウバイの事を指す事が多いので注意が必要です。

新潟の友人漁師は、ケツグロなんて呼んでますけど、かなり下品ねぇ。(笑)
確かに、貝の頭(お尻?)が、黒っぽいですけどね。。


このブログをスタートした直後に、ツバイを特集してます。
5種類の料理を掲載してますので、興味ありましたらご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/hitaki99/e/dd11940f7fe41590dbc15253d4339923


前述のエッチュウバイは、こちら。
ツバイとエッチュウバイを並べて撮影してます。
全くサイズが違うのが解ると思います。

http://blog.goo.ne.jp/hitaki99/e/3296787658cd92c317458471b2b62779




ツバイのオリーブオイル煮



わたしは貝類を味わうのにオリーブオイル煮にする事が多いです。
一旦軽く塩ゆでしておいてから、貝殻の汚れなどを流し落としてから使います。

耐熱容器に殻ごと入れて、被るくらいのオリーブオイルに浸します。
そこに大蒜、生姜、葱、ハーブなどを刻んで、トースターで5分くらい熱してます。

ツバイはクセが無い貝ですが、クセの強いものや、魚の内蔵など、
このオリーブオイル煮にすると、とても食べ易くなるんですよ。




ツバイの醤油煮



こちらは、オーソドックスな煮付け。

これも同様に軽く塩茹でしてから煮付けてます。
一旦軽く塩茹でする事でアクが抜け、煮付けの汁に臭味、アクが乗らず、上品な味覚に仕上がります。

いきなり煮付けでも構わないくらいツバイはクセがないですけどね。




貝類ってとっても素晴らしい味覚だって、いつも感動するわ。
奥行きがあって、コクのある味覚は濃厚で、噛む毎に旨みが滲み出て来て最高です。

二枚貝に比べて、巻貝はクセが強く、個性的過ぎる味覚のものも多いですが、
ツバイは、それほど構える事無く、気楽に味わえますので、未体験の方は、是非食べて見て下さいね。
きっと、ファンになってしまうと思いますよ~。






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瀬戸盛 ~ 牡蠣鍋

2012年12月06日 | 料理 貝類


瀬戸盛 ~ 牡蠣鍋



広島産レモン に引き続き、今日は瀬戸内シリーズです。(笑)

まだ少し時期が早いけど、牡蠣鍋が食べたくて、小振りの広島産牡蠣を買ってきたの。
一緒に鍋にする練物を見つくろっていたら、丁度良いものを発見。

「瀬戸盛り」と名付けられパックされた瀬戸内の練物セット





岡山の会社の製品のようです。

西日本の練物、特に徳島辺りのものは独特の色合いと、可愛らしいカタチがお洒落ですよね。
うちの方は、東北・北陸のゴッツイ男前の練物が主流なので、こうした瀬戸内の練物が新鮮に見えてしまうわ。





今回は、ナンヨウカイワリの中骨で出汁取りしたものをベースに、瀬戸盛りと牡蠣を鍋にしてみました。
味付けは、薄塩だけ。

練物から、魚肉の旨みも滲み出てくるし、結構これだけでも充分美味しく頂けますね。




わたしって、子供の頃から、練物が好きだったのよ。
竹輪とか、さつま揚げ、烏賊巻きなんて良く食べてたなぁ。

しっとり出汁を含んだ練物って、美味しいですからね。
特に冬場は、おでんや鍋物が増えてきて、こうした練物にはとてもお世話になってます。





ちっこい牡蠣は、少しコク不足で物足りなかったけど、想定内。
年明けから、春先までが、やはり一番美味しいでしょうか。

でもその頃の牡蠣は、加熱してはもったいない。
ナマ食あるのみ、っていうのがわたし流なんだけどね。(笑)



今日は、なんとなく温暖な瀬戸内気分をたっぷり味わえたわ。
ごちそうさま。 m(_ _)m









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ムール貝のお吸い物

2012年11月13日 | 料理 貝類


ムール貝のお吸い物


大量に入手したムール貝を使って、今日はお吸い物。

浅蜊やハマグリなど、二枚貝は、お吸い物向きの貝ですね。
それに対して、巻貝は余り汁物には使われない様です。

貝は、どの種類もとても個性的な出汁が出ますが、巻貝などは個性が強すぎて、アクも強いのが多いから、
こうしたあっさりした汁物には向かないのかもしれないですね。




ムール貝は、素晴らしい出汁の出る貝で知られていますが、洋風料理のイメージが強いです。
こうしたお吸い物には、純和風の浅蜊などの方が、雰囲気的に馴染みがあるという事なんでしょうか。

ムール貝は大きくて、出汁も強いので、一杯の汁物に一粒使えば充分みたい。
浅蜊で言うと、5、6粒分くらいの出汁が、一粒でしっかり出るわね。

今回は、他に鰹出汁などは使わず、ムール貝の出汁のみのシンプルなお吸い物よ。
味付けは、塩・胡椒と少量の日本酒のみ。

具材は、人参、葉葱、椎茸一切れ、榎茸をほんの少量ずつ。
お吸い物なので、具沢山すぎちゃうと野暮ですよね。(笑)


とても素晴らしい出汁で、美味しかったわ !






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一時は料理総合で、80番まで上がったのに・・・、でも今は・・・・・・・・200番台・・・。

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ムール貝の白ワイン蒸し

2012年11月07日 | 料理 貝類


ムール貝 ( 紫貽貝・ムラサキイガイ )
- Mytilus galloprovincialis Lamarck, 1819 -



今日は、久しぶりにムール貝を食卓に乗せましょう。

良く買って食べているお気に入りの貝なんですが、久しぶりに入手しました。
このブログでもパスタと、酒蒸しをアップしましたね。

あれから、もう三カ月も経ってしまったのね。
あの頃は、梅雨時のジメジメした日が続いていたっけ。。




ムール貝を入手したら、少し下準備が必要です。

写真でも確認できると思うけど、足糸と呼ばれる海藻の様なものが何本も貝からはみ出してます。
まずこれを、キッチン鋏でジョキジョキ切り落とします。
その後、束子で殻をガシガシ擦り、表面に付いたフジツボとかを落としましょう。

薄汚れた汚らしい貝殻も、トップの写真の様に黒光りして紫色に輝く綺麗な貝殻に変身ね。

ムール貝は、浅蜊などのように泥砂に潜り込んで暮らす貝ではないので、砂抜きは必要ないです。
でも、わたしは一応、被るくらいの薄い塩水に漬けて半日くらいは放置して砂抜きしてます。
ほとんど水は汚れず、砂は吐かないですね。




ムール貝の白ワイン蒸し


ムール貝は、余り美味しい貝ではないと思っている人も多いかもしれない。
殆どそういう人は、レストランでペスカトーレ等を食べた時、オマケの飾りのように乗っているムール貝を食べてそう感じているんだと思うのね。

冷凍の干からびた様な小さなムール貝は、確かに味覚も風味もとても残念なものだわ。
あれは、今回紹介する様な魚屋に生きたまま並ぶムール貝とは別物だと思った方が良いと思うの。
ムール貝って、ホントはとっても美味しい貝なんですよ~。

新鮮なムール貝は、うちの辺りだとそこそこ入荷があり、入手が難しい貝ではないですね。
でも、定期的に入荷があるという程でもないので、店先で見つけたら迷わずゲットする、そんな必要はあるわね。

今回、スズキを買って、どうしても貝と合わせたスープが造りたくて浅蜊を買おうと思っていたの。
ただ、このところこのブログに、浅蜊は随分頻繁に登場していたので、少し気乗りしていなかったのではありますが・・・。

そしたら、となりにムール貝があって、思わずガッツポーズ ! !
やっぱり、日頃の行いが良いので、神様がご褒美にムール貝をわたしに授けてくれたんですね。(笑)




大粒のムール貝が、お皿に山盛りになって350円でした。
安いですよねぇ。帰って数えたら27個あったわ。
ムール貝は宮城県がとても収獲量が多くて、今回も宮城産。
うちの方に入荷するムール貝は、宮城産しか見た事が無いくらいだわ。

これだけ沢山あると、メインに予定しているスズキの料理以外にも、色々調理して食べられそうね。
まずは、味見を兼ねて、定番の白ワイン蒸しにしてみたの。




ムール貝を料理する時、注意しなければいけないのは、ただ一点。
とても塩分濃度の濃い貝なので、アサリの蒸焼きみたいな要領で塩を降ると、確実に塩っぱいものが出来上がってしまうわ。

わたしは何時もムール貝を蒸す場合、塩は使わないの。
バターも無塩だし、全く塩無しで丁度良いくらいの味覚で仕上がるのよ。





今回は、オリーブ油、バター、大蒜、生姜、唐辛子にたっぷりの白ワインで蒸焼きにしたの。
貝が口を開けたら刻んだ葱を投入し、直ぐに火から降ろし、盛り付け。
乾燥イタリアンパセリと、Exバージン油を降って完成。

ムール貝の味覚はとても素晴らしいです。
ぷっくら肉厚で、甘み、旨みがたっぷり詰まっていて、最高よ。

貝なので、多少クセみたいなのはありますが、それがムール貝の個性だし、それほど嫌悪する人も多くないと思うわ。

そして、何と言っても濃厚な素晴らしい出汁が出るのが素敵です。
煮詰まったオリーブ油、バター、白ワインに滲み出たムール貝の味覚がとても美味しいです。
食べ終わっても、お皿まで舐めたくなるくらいの素晴らしさですね。

美味しかったわ !

大粒なので、これで4個しか使ってないので、あと23個もあるわぁ !

こんなに食べられるなんて、罰があたりそう。(笑)







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ウスムラサキエゾボラの梅肉和え

2012年10月22日 | 料理 貝類


ウスムラサキエゾボラの梅肉和え



ウスムラサキエゾボラを軽く湯がいて、梅肉を叩き、梅酢で和えたもの。
熱を通し過ぎると硬く締まってしまうので、中は余熱で火を通してるわ。

エゾバイ系の貝肉は、どの種もとても味わい深く素敵です。
しかし、かなりクセもあり、アクも強いので、馴染みがないと違和感を感じますけどね・・・。

貝を余り食べ慣れていない人は、まず本バイ、白バイあたりから始める事をお勧めします。





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牡蠣フライ

2012年10月19日 | 料理 貝類

牡蠣フライ



牡蠣のシーズンには、まだ早いけど、今日は牡蠣フライを揚げました。

お刺身で食べるつもりで買ってきたのに、風邪ひいていて食べられなかった物。
貝類は生命力が強く、まだビンビンに生きているけど、何となく生食は遠慮したい気分。
という事で、フライに揚げる事にしたのよ。

今回のは、兵庫の養殖です。




ブログで掲載するほどのものでもない、ごくオーソドックスな牡蠣フライですね。
わたしって、時々無性に牡蠣フライが食べたくなるの。

大好物って程ではないんですけど、やっぱり牡蠣フライは美味しくて素敵ね。

他のどんなものとも比べられないほどの、強烈な個性があるわ。
好き嫌いは、はっきり二分するタイプだけど、わたしは好きだなぁ。。






久しぶりに今日は、パン。

エビカツロールに、チーズオニオンブレッド。




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楽しいわよ。

平あさり ( コタマガイ ) の料理

2012年10月15日 | 料理 貝類


平あさり ( コタマガイ , 宮城産 )
- Gomphina melanegis -






今日は、平あさりを食卓に乗せましょう。
正式な学名は、[ コタマガイ ] という名称です。

平あさりは、通常の浅蜊よりかなり大きく、ハマグリみたいなサイズの貝です。
主要な産地は、宮城県、新潟県などで、基本的に北日本に多いみたいですね。

今回のは、宮城産です。




平あさりのワイン蒸し

とても美味しい貝で、大きい事もあり食べ応えがあり、私のお気に入りです。
素敵な出汁も出るので、澄まし汁や味噌汁もいけますよ。

砂地に生息する二枚貝なので、砂抜きは忘れずにね。
かぶるくらいの薄い塩水につけて、一晩くらいで、ほぼ完璧に抜けますね。

ノーマルの浅蜊同様に食べられます。
わたしは、一番好きなのがワイン蒸し。

基本料理ですが、これがとても美味しいの。



軽く塩、胡椒して白ワインで蒸して、
仕上げにバターと、オリーブオイル、小葱を散らしてます。

今回は、ローズマリーとイタリアンパセリも使っているわ。

ノーマルの浅蜊より、やや硬い噛み心地で、じわっと染み出てくる貝肉の旨みは、とっても素敵ね。





平あさりの澄まし汁

通常は薄塩ですけど、今回は塩はほんの少々にして、薄口醤油を使ってみたの。
汁が少し醤油色に色付いてますね。



塩のみと違って、コクが増し、個性的な味覚の澄まし汁になったわ。





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岩牡蠣 (イワガキ , 新潟産)

2012年09月09日 | 料理 貝類

岩牡蠣 (イワガキ , 新潟産)
- Crossostrea nippona (Seki,1934) -



まるで海底の岩のような岩牡蠣。
マガキと並んで、お馴染みの牡蠣で、ファンも多いですね。

マガキと比べると、独特の磯味、渋味があり、それが最大の売り。
ただ、これは好みが分かれるところではありますね。

もともと、牡蠣そのものが、好きな人と、全く食べない人がいる貝ですけどね。

+

貝殻は、分厚く、大きいのは1キロを超えるくらい巨大に育ちます。
薄い貝殻が、何層も板状に重なり、存在感を増しています。
この貝は、雌雄同体なんですって。。



一旦海底の岩などに張り付くと、そのまま動かず一生を過ごすと言われてます。
したがって、内蔵部分が特に比重を増し、とても濃厚。

たっぷりと、グリコーゲンを含んでいる他、栄養価は抜群。
健康食としても、是非積極的に食べたいものですよね。

もちろん、とっても美味しいから、健康・美容の為というより、胃袋の欲求を満たすために食べてますけど。(^_^;



貝を開けるのは、慣れが必要。
平の面を上に持ち、尖った方を下にして、時計の二時あたりにナイフを差しこみ、貝柱を切ってしまいます。
ナイフを入れる位置決めが難しいのですが、二、三個開けてみると、慣れてきますね。
見当違いの場所から開けようとしても、開きませんよ~。

わたしは、マイナスのドライバーで、開けてしまうのよ。
それでもOKだけど、良く食べるので、そろそろ専門のオイスターナイフが欲しいと思っているの。
そんなに高価な物ではないし、牡蠣以外にも使えるので、貝好きなら持っていたい道具ですね。





焼くのも好きだけど、やっぱりかぼすを絞って、酢醤油かけて、つるりん、っと生食がベストね。

岩牡蠣は、大きいので、一口ではとても入りきらないので、今回は、3つに切り分けて食べました。
何とも言えない美味が口の中に広がり、美味しいですぅ~ (^_^)//

真牡蠣は、冬で、岩牡蠣は、夏が旬。

往く夏を惜しんで、岩牡蠣の食べ納めね。



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白貝のお刺身と、バター焼き

2012年09月03日 | 料理 貝類

白貝 ( 北海道産 )



今日の食卓には、北海道産の白貝を乗せましょう。

白貝はとてもさっぱりとしていて、クセもなく美味しい貝です。
個人的に大好きで、ちょこちょこ買って味わっているのよ。

余り貝に馴染みの無い方も、白貝なら食べやすいし美味しいのでお勧めです。
通人からは、もう少しエグ味のあるワイルドな貝が好まれるみたいですけどね。



白貝を味わう時、注意点はただひとつ。
しっかり砂抜きをする事、これを忘れるとかなり後悔するわね。

水抜きはとても簡単。
海水程度の薄い塩水をかぶるくらい張って、そこに白貝を入れ放置するだけ。

直ぐに、ベロと水管が出てきて砂を吐き出します
写真は、その砂抜き中のもの。
もう、少し砂を吐いて水が汚れてきています。

このベロ、みると、ろ~らの舌を連想してしまうわ。(^_^)/

威勢良く水を拭き出すので、キッチンの流しなどに置いておくのが良いですね。
わたしは、写真を撮ったりするため机の上に置いていたら、机がびしょ濡れになっちゃったわ。

半日に一度くらい汚れた水を変えて2日くらいで砂抜きは完了です。
水が汚れ無くなったらOKですね。

捌くのは簡単、油断してベロを出しているところを、ナイフを差しこみ貝柱を切断してしまいます。
貝柱は、浅蜊やハマグリなどと同じ様な位置に片側二個ずつですね。
小さい貝柱なので切るのは簡単、時間もかからず剥き身になります。

剥き身にしたら、軽く塩洗い。
貝殻も綺麗に洗って盛り付けに使いたいですね。


白貝のお刺身


まずは、お刺身~

剥き身にした貝肉を、20秒くらい軽く湯通しして、氷水に落として締めます。
湯通しすると、ぐっと食べやすくなり、身もシコシコしてきて美味しくなるのよ。

爽やかで美味しいです。
やや、あっさりしすぎているので、薬味たっぷりのポン酢などが合いますね。


白貝のバター焼き


うっ、ちょっと失敗。(^_^;

熱が強すぎて身が弾けちゃいましたね。
もう少し、優しく炒めるべきでした・・・。
でも、食感は、抜群でしたよ。

ちなみに、白貝は、余り良い出汁の出るタイプの貝ではないので、汁物には不向きのようです。
お刺身や、ムニエルなんかが一番美味しいと思います。


茄子のバター焼き

同席は、茄子のバター焼きよ。
薄切りにして、バターで炒めただけ。
塩・胡椒に、仕上げに醤油数滴ね。

茄子の場合、皮を剥くか、剥かないか悩みますね。
他の方の料理など見回してみると、半々くらいでしょうか。
今回は、皮付きで調理してます。

ちょっと皮は口に残るけど、わたしは皮付きの方が好みかな。



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ウスムラサキエゾボラの刺身

2012年08月20日 | 料理 貝類

ウスムラサキエゾボラ
エゾバイ科エゾボラ属
Neptunea purpurea Tiba,1983



今日の食卓は、ウスムラサキエゾボラを乗せましょう。

貝類の同定識別はとても難しいですが、今回の貝は、標準和名ウスムラサキエゾボラと思われます。
博識な知り合いの魚屋のオジさん曰く、丸くてむっくりとしたフォルム、色合い、螺肋(貝殻にある筋) など、
そして北海道産である事などを総合して考えると、ウスムラサキエゾボラと考えて良いという事でした。

特に太く目立つ螺肋と、薄く細い螺肋に特徴があるのだそうです。

わたしも、わたしなりに図鑑やネット画像など調べてみましたが、迷宮を彷徨う事に・・・。
でも、調べた範囲では、確かにウスムラサキエゾボラ、という結論を得ました。

余りにも他力本願で、素人のわたしの同定識別なので間違っていたらゴメンなさい。
詳しい方がいましたら、是非教えて下さい。お願いします。 m(_ _)m



サイズは、なかなか立派で、野球のボールくらいの大きさのある貝ですね。
エゾボラ属なので、もちろん刺身にしました。

最初に、貝殻の中心にアイスピックで穴を開け、そこにアイスピックを差しこんで、貝殻と貝が繋がっている部分を切り離します。
何度がやって、慣れてくると、どの部分を切り離せば良いかコツが分かるので、経験を積む事が大事よね。
貝の種類は色々あっても、基本的な構造は同じですね。
しかし、この貝は、貝殻が硬くしっかりしているわ

貝肉を内蔵・ウロごと綺麗に繋がったまま取り出せました。
ここで、内臓は廃棄し、貝肉とウロを料理に使います。
内臓も食べる人もいるし、わたしも時々食べますが、今回はパスしました。


ウスムラサキエゾボラの唾液腺
食べないでね !

当然この種の貝は、唾液腺にテトラミン毒素を含むので、綺麗に取り除きます。

貝肉を半分に切り、唾液腺を取り出します。
クリーム色の脂肪の塊みたいなものが唾液腺です。(写真参照)

結構たっぷりあり、ちょっと見は、美味しそうに見えますが、食べるのは厳禁 !

このテトラミンは、熱しても毒性は維持したままで、水にも解けないので、取り除くしかないですね。
貝肉は、滑りがあるので、塩揉みして流水で洗いながら、取り残した唾液腺も洗い流してしまいましょう。



貝肉は、薄く削ぎ切りにするのがキホンですね。

わたしは、余り貝の切り方に自信がないのですが、試行錯誤しながら切り分けてます。



シコシコ、プリプリしていて、素晴らしい食感ね。

噛めば噛むほどに、じわじわ滲みでてくるエゾボラの味覚は最高です。
この貝肉は、少し硬いので、もう少し薄く削ぎ切りした方が良かったかもしれませんね。

でも、この硬い貝肉を噛みしめ、何とも言えない美味に酔いしれる事こそ、貝類の魅力です。
捌くのに手間はかかり下処理も面倒だけど、そんな苦労も吹き飛ぶ素晴らしい美味に感動 !

本家のエゾボラより、やや味覚的に劣るという評価ではありますが、
わたしは、エゾボラモドキなどや、このウスムラサキエゾボラも、とても美味しい貝だと思ってます。


(注)
写真の、右上の小皿に唾液腺が並んでますけど、食べてませんよぉ~。

その他、同席している小皿は、スルメイカの胡麻油梅肉合え、ミズダコの黒酢合え、
そして、青紫蘇入り唐辛子醤油。

貝は、写真の青紫蘇入り唐辛子醤油と、普通の山葵醤油で食べたわ。
アルコールは、白角のハイボールよ。(^_^)/




貝の刺身の添え物には、何故かアボカド。

理由は無いのですが、貝を入手すると、かならずアボカドも買ってきて一緒に食べるのよ。
相性がとても良いと思うのですが、わたしだけの習性なのかなぁ?




お盆休みの最終日。

お客に来ていた姉の仔犬(トイプードル)を預けられてしまい、ドタバタしてましたぁ。
動植物も昆虫も、もちろん魚も大好きで、犬も猫も嫌いではないけど・・・。
ペットは余り好きでなくて、基本的に飼いたくないの、わたし。

そんなわたしも、トイプードルと戯れると、癒されるというか結構楽しめた。
でも、意志が通じずに、イラっとする事もあったりして、毎日付き合うのは難しそうね。
ペットを飼う人もとても多いようだけど、いったい何を求めてるのかな?
ペットと暮らす人の心理が気になるわ。

わたしが飼うなら、ネコより犬が良いですね。
その場合、家に上げて同居するタイプではなく、庭を自由に放し飼いにする大型犬が良いかな。

でも毎日散歩に連れ出したり、食事の用意したり、ズボラなわたしには難しそうね。
これからも、多分ペットは、飼わないだろうなぁ。




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白バイ貝 ( エッチュウバイ ) の料理

2012年08月03日 | 料理 貝類

白バイ貝 ( エッチュウバイ )
- Buccinum striatissimum(Sowerby,1899) -


今日は、白バイの料理を紹介しましょう。

正式名称は、エッチュウバイ、福井産です。

薄褐色のクリーム色系の貝殻は、とても薄く割れやすいです。
お店で売られているのを見ても、割れてしまったものも多いですね。



以前、同じく「白バイ」と呼ばれる事のあるツバイを特集しましたね。
同じ白バイと呼ばれる、ツバイとエッチュウバイ、しかし大きさは全く違います。

上の写真の小さいのがツバイ。大きいのがエッチュウバイです。


エッチュウバイの刺身


エッチュウバイは、やっぱりお刺身が一番ね。

殻の真ん中辺に穴を開けて身を穿り出すのが正式なやり方ですけど、
エッチュウバイは殻が柔らかいので、肉叩き等で叩いて殻を割って身を取り出すのも容易です。
キッチン鋏で、バリバリ殻を切っていくのもアリかもね。

身を取り出したら、貝肉、内蔵、ウロに分離させ、基本的には内臓は廃棄します。(食べる人もいます)
エッチュウバイは、唾液腺にテトラミン性の毒を持つタイプの貝ではないので、全て食べられますが、
わたしは念の為、唾液腺は取り出し廃棄してます。
貝肉を半分に切ると、クリーム色をした脂の塊みたいなものがあり、それが唾液腺です。

エッチュウバイの貝肉は、滑りが強いので、丹念に塩揉みして水洗いします。
その時、唾液腺も洗い流してしまうのが良いですね。
数回塩揉みして洗えばOKです。

洗わないと、刺身に切り分けて食べる時、箸でつまめないほど、つるつる滑ってしまいますね。



エッチュウバイは、拍子抜けするほど柔らかい貝肉です。
シコシコ、プリプリしていて、とても食べやすいです。
そして、クセもアクも無く、とても美味しいです。


エッチュウバイの煮込み


エッチュウバイは、とても良い出汁の出る貝なので、煮ものもお勧めです。

今回は、筍の水煮と、山菜の水煮、何れも市販のパックされたものを利用して、一緒に煮込んでみました。
味付けは、醤油、日本酒、味醂、砂糖というキホンですね。
わたしは、やや辛口の薄味ね。

貝の出汁の滲み込んだ筍は、とても美味しいわ。



普通、貝類は、熱を通せば通す程、どんどん硬く締まって行くのですが、
エッチュウバイは、そこそこ煮込んでも、硬く締まり過ぎず、柔らかいままなのが素敵です。


エッチュウバイのウロのオリーブオイル煮


わたしの場合、貝の内蔵やウロなどは、オリーブオイル煮にする事が多いです。

風味や味覚は残したまま、アクが消えぐっと食べやすくなります。
マイルドになるので、玄人筋には邪道といわれるかもですね。

軽く湯通ししたウロを、耐熱容器に入れ、オリーブ油を浸し、トースターで加熱しています。
もちろん、オーブンで焼くのが普通だと思いますが、わたしは簡単にトースターで加熱する事が多いですね。
加熱時間は、表面が焦げ過ぎないくらいの時間です。だいたい5、6分くらいかな。

使った香味は、大蒜、生姜、玉葱、梅干し1個、セロリ、そして一番上に葱をたっぷり被せて蒸焼きみたいなイメージで加熱しています。

この写真が焼き上がった直後です。
でもこれだと、葱しか見えないので、別の鉢に盛り付けたのが下の写真です。





うっ ! !


ちょっと、グロいでしょうか ?












いえ、いえ、
ちょっと、グロいなんてものではありませんね。。

グロテスク過ぎます ! !


でも、でも、でも、、、、、でも、とっても美味しいのよ !




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