友人から、常陸太田産の葡萄を戴きました。
『巨峰』と『常陸青龍』の二品種セットです。「巨峰」は、言わずと知れた紫皮の大粒の品種で、「常陸青龍」は緑皮の品種です。
「常陸青龍」は、初めての実食でした。作付けが少なく希少な品種だそうです。色は違いますが、「巨峰」の実生苗から育成した品種で、常陸太田市の本多勇吉さんが育成し、孫の技研さんが、2002年に出願し、2004/03/09に品種登録されたものです。
戴いたものは、沼田義子ぶどう園さんのもの。常陸太田市では、発祥の本多農園さんの他、40以上の農園で作られているようです。食べた感じは、「巨峰」に比べると、甘さ控えめ、これを「さっぱりとした甘さ」と表現しているみたい。「巨峰」はむせるような甘さですが、これならバクバク、イケそうですね(笑)
ひとつ思ったのですが、茨城県の旧国名、常陸國。その地域の人は「常陸」を品種名に付けることが多い気がします。「常陸大黒」や「常陸秋そば」が有名ですよね。でも、「下総」を付ける人がいないのは、千葉県や埼玉県を含むためであり、茨城に愛着を持つ人が多いからでしょうかねぇ。
ごちそうさまでした。
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