お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

山陽電鉄クハ3600(旧カラー・非冷房時代)

2013年11月15日 00時27分46秒 | レゴ(オリジナル)
また地味な電車を…(笑)ですが、色々繋がりなのです。

最近、レゴトレイン界隈では、京阪間を皮切りにだんだん西へ移動して京阪神ネタが流行している感じですが、阪急まで広がったその線路上をもっともっと西へ移動して、折角なので姫路や網干とかの終端まで行ってしまえ…というのが一つ。まぁ、自分の生まれ故郷に近い…というのもあります。

もう一つは、国鉄の新湘南顔繋がり…という事です。レゴの技法の事ではありません。…???な感じですが、この車輌の前面硝子は、153系高運車のパノラミックウィンドウと同じ寸法の硝子を使っている、という意外な事実。

ヘッドライトや標識灯の位置で、これだけ地味な顔…いやいや(笑)印象の異なる顔つきになるという面白さもあって、作ってみました。



顔部分の拡大図…まぁ、基本的にクハ111等の応用ですが、運転席の窓より下に灯火類が全く無いので、車体裾まで後退角を付けています。特にヘッドライトのある面に後退角を付けると、光軸がアサッテの方向を向いて微妙にヘンな人になってしまうので、私的には基本的にNGなのです。そういう意味ではこの顔は都合がいいです。地味ですけど。

標識灯の位置がオデコの端っこという、意地悪な位置にありますが、まぁ、何とかそれらしく見えるでしょうか。現在は貫通扉に列車種別と行き先表示のそれぞれ小さな表示器がありますが、最初期のサボ式にしてみました。

ドアはわざわざタンのトレイン窓を使っていますが、クリアブロック横組でも何とかなる筈です。実車の客用窓は2段窓ですが、保護手摺を入れて、それらしい雰囲気が出るかな?…という実験的な試み。単純に2x1クリアブロックを2段に積んでもいいと思います。



山陽電鉄って、関西の私鉄の中ではあまり目立たないのですが、海沿いの高台から明石海峡大橋が見えたり、小さな漁港のある街や、工業地帯、意外にもトンネルが2カ所あったりして、なかなか味わい深い沿線風景が楽しめます。今では、姫路から阪神梅田まで直通特急が走っていますし、相互乗り入れをしている阪神電鉄の車輌を使って、近鉄の奈良まで団体列車を走らせた実績もあるとか。

それにしても3000系、初期の車輌って、既に車齢50年近いんですね!…カラーリングが変更になったり、車内もリニューアルされているようですが、あまり古い感じがしないんですよね…というか、最初からそこにあっても気にならないような地味さ加減だったので、いつまで経っても古さを感じさせないというか…そんな味のある電車なのです。