【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

12人の川島町議会議員が配ったビラ「~誰が署名したか確認できます」*脅しですか・・・

2014年07月19日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 埼玉県川島町の『町役場庁舎建て替え計画の見直し』を求めている住民団体が町長のリコール運動を起こしていますが、こ

れを阻止する為に12人の川島町議会議員の連名によるトンデモナイビラが、新聞の折り込み広告の中に入っていたというの

す。文言を見れば、意見広告ではなく「脅迫」と受け取れます。多くの真摯な民の声に圧力を掛ける卑劣な行為だと思います。

こんな違法行為は、断じて見過してはなりません。

 我らの地域は、地区として3万人程(川島町より1万人程多い)ですが、川島町が建設しようとする26億円の数10分の1程しか

用は掛かっていないような役場です。それでも、何の不都合もなく過ごしていますよ。

*画像↓

 

 https://twitter.com/kunitoii/status/489080414460329984/photo/1

 川島町の庁舎建設費用は、数年前には4億円だったそうです。それが、いつのまにか26億円に跳ね上がっていたそうです。

この費用、負担するのは「住民」ですよね。12人の議員さん、よ~く考えてくださいな、こんな無駄使いして住民の方の負担を増

やして「住民サービス」???とんでもない!儲かるのは、これに関わる人達だけでしょうが。本末転倒なのよ。

『通常、このような解職請求はありません』という文言も異議ありです。解職請求は『通常』こういうことを「理由」にするものです。

圧巻は、「~川島町選挙管理委員会で有権者ならだれでもその署名を見ることができ、誰が署名したのか確認できます。」

これは、何の意図があるのでしょうか?黒い枠組みまでして目立たせています。脅しですか?

この文言は言い換えれば “署名したアナタ、アナタのお名前は我らと関係者と住民に知れ渡るよ~。その覚悟してるのかい”

と、読めます。怖いですね~ホントに怖いですね。民が直接政治に参加できる「署名」をすると選んだ議員さんから、脅しの返

信!それも、新聞の折り込み広告に入れて。

人権感覚と民主主義、遵法精神が著しく欠如した輩達の許されざる違法行為だと考えています。一議会の問題ではありませ

ん。スルーさせてはいけません。絶対!問題にすべきです。

コメント (2)
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憲法に違反する【集団的自衛権の行使容認】の閣議決定に反対する多くの人々

2014年07月05日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

☆日本国憲法の前文 

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和によ

成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうに

ることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるも

であつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これ

人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を

除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国

民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭

を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、

ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的

なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 *第九条・1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇

武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

       2項  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

***************************************

 憲法9条は、日本国憲法前文の国の在り方の大前提を具体的に表した条文です。『集団的自衛権の行使容認』の閣議決定

は、正に、憲法違反です。この憲法違反の閣議決定に対して、全国から反対・抗議の声が怒涛の如く上っています。

以下、反対声明を出した団体です。

 

「映画人九条の会」 「九条の会」 「戦争をさせない1000人委員会」 「フォーラム平和・人権・環境」

 「全国労働組合総連合」 「日本教職員組合」 「日本国家公務員労働組合連合会」 「日本新聞労働組合連合」 

「日本民間放送労働組合連合会」 「日本労働組合総連合会」

「社会文化法律センター」 「自由法曹団」 「青年法律家協会弁護士学者合同部会」 「日本国際法律家協会」 

「日本反核法律家協会」 「日本弁護士連合会」 「日本民主法律家協会」

「宗教者九条の和」 「全日本仏教会」 「日本カトリック正義と平和協議会」 「日本キリスト教協議会」

「長崎原爆遺族会」 「長崎原爆被災者協議会」 「長崎県被爆者手帳友の会」 「長崎県被爆者手帳友愛会」 

「長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会」

「日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会」 「日本科学者会議」 「日本ジャーナリスト会議」

「日本消費者連盟」 「日本ペンクラブ」

☆日本弁護士連合会の「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定に抗議し撤回を求める会長声明」を転載させて頂きます

 

 本日、政府は、集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定を行った。

集団的自衛権の行使容認は、日本が武力攻撃をされていないにもかかわらず、他国のために戦争をすることを意味し、戦争を

しない平和国家としての日本の国の在り方を根本から変えるものである。

集団的自衛権の行使は、憲法第9条の許容するところではなく、そのことはこれまでの政府の憲法解釈においても長年にわた

って繰り返し確認されてきたことである。

このような憲法の基本原理に関わる重大な変更、すなわち憲法第9条の実質的な改変を、国民の中で十分に議論することすら

なく、憲法に拘束されるはずの政府が閣議決定で行うということは背理であり、立憲主義に根本から違反している。

本閣議決定は「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」等

の文言で集団的自衛権の行使を限定するものとされているが、これらの文言は極めて幅の広い不確定概念であり、時の政府

の判断によって恣意的な解釈がされる危険性が極めて大きい。

さらに、本閣議決定は、集団的自衛権の行使容認ばかりでなく、国際協力活動の名の下に自衛隊の武器使用と後方支援の権

限を拡大することまで含めようとしている点等も看過できない。

日本が過去の侵略戦争への反省の下に徹底した恒久平和主義を堅持することは、日本の侵略により悲惨な体験を受けたアジ

ア諸国の人々との信頼関係を構築し、武力によらずに紛争を解決し、平和な社会を創り上げる礎になるものである。

日本が集団的自衛権を行使すると、日本が他国間の戦争において中立国から交戦国になるとともに、国際法上、日本国内全

ての自衛隊の基地や施設が軍事目標となり、軍事目標に対する攻撃に伴う民間への被害も生じうる。

 集団的自衛権の行使等を容認する本閣議決定は、立憲主義と恒久平和主義に反し、違憲である。かかる閣議決定に基づい

た自衛隊法等の法改正も許されるものではない。

 当連合会は、集団的自衛権の行使等を容認する本閣議決定に対し、強く抗議し、その撤回を求めるとともに、今後の関係法

律の改正等が許されないことを明らかにし、反対するものである。

 

 

 2014年(平成26年)7月1日

  日本弁護士連合会
  会長 村越  進

 

 

 

 

 


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「戦争のつくりかた」☆今から10年前に作られた絵本

2014年07月03日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 おとといの7月1日、世界に誇れる日本の平和憲法が、一部の与党為政者だけの歪曲解釈によって、これまで憲法で禁じてい

た『交戦権を持つ集団的自衛権の行使容認』が閣議決定されてしまいました。憲法を歪曲し、憲法の理念を冒涜、憲法9条を

消し去った如くの決定は、我ら主権者である国民に対して、この上ない愚弄と裏切りです。

 今から10年前、国会で国民保護法等の有事関連法が議論されていた時に、この法の内容をわかりやすく伝えたいと、全国の

主婦や会社員が、1,500通のメールをやり取りして作られた絵本がありました。こういう法案が通る事によって、どういった状況

が想定出来るかを描いています。『集団的自衛権の行使容認』後の未来でもあります。

 ☆絵本【戦争のつくりかた】

WEBで公開されている一部分(立ち読み)です。↓

あなたは、戦争がどういうものか、知っていますか?

おじいさんやおばあさんから、むかしのことを聞いたことが、あるかもしれません。

学校の先生が戦争の話をしてくれたかもしれません。

話に聞いたことがなくても、テレビで戦争している国を見たことなら、あるでしょう。

わたしたちの国は、60年ちかくまえに 「戦争しない」と決めました。

だから、あなたは、戦争のために 何かをしたことがありません。

でも、国のしくみやきまりを少しずつ変えていけば、戦争しないと決めた国も 戦争できる国になります。

その間には、たとえば、こんなことがおこります。

私たちの国をまもるだけだった自衛隊が、武器をもってよその国にでかけるようになります。

世界の平和を守るため、戦争で困っている人を助けるため、と言って。

せめられそうだと思ったら、先にこっちからせめる、とも言うようになります。

戦争のことは、ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、というきまりを作ります。

ほかの人には、「戦争することにしたよ。」と言います。時間がなければ、あとで。

http://sentsuku.jimdo.com/

*本の全体を載せてくれているサイトもあります。↓ 

http://ameblo.jp/mother-teresa/entry-11737804521.html


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日本国憲法は『集団的自衛権(交戦権)』を行使するな!と言っている*絶対容認してはならない!

2014年07月01日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

☆↑集団的自衛権行使容認への抗議行動~4万人もの人々が集まり、抗議していました!

国民主権・基本的人権の尊重・戦争放棄』これが、我が国の最高法規である憲法の理念です。

 安倍政権は、この国の主権者である我ら国民の意見を無視し、憲法の解釈歪曲をして憲法の禁じている「交戦権」が行使出

来る「集団的自衛権行使容認」の閣議決定をしました。大多数の法の専門家や様々な分野の学者の反論をも無視し、法の何

たるかも知い不勉強な為政者達によって、勝手に我が国の最高法規の理念が変えられようとしています。集団的自衛権の

行使容認は、交戦権を持つ事であり、これは、『自衛隊』が『軍隊』になると云う事です。この解釈は、憲法を蔑ろにし、遵法精

神を著しく冒涜するもので、絶対!認めてはなりません!

 

 この政権のトップは、自ら近隣諸国との摩擦を起こすような行動を起こし、武器まで輸出して戦争に加担するような商売をして

いるのに、積極的平和主義だとか宣っているのだ。ほんとにチャンチャラ可笑しいわ。交戦権の行使は、自衛隊の人達が殺さ

れたり、他国の民を殺す事だ。一緒に戦争するお仲間は米国で、その米国は、第二次世界大戦後の57年間で19回の戦争・

武力行使(3年に一度)をしているのだから、日本は、平和主義の対極にある戦争国家へと国の有り様が180度変わって行くの

だ。http://machidaheiwa.fc2web.com/tokushyuu/1war/us-history.html 

軍需産業だけが大儲けして、我ら国民は、そのツケを支払わされ、今のアメリカのように凄まじい貧富の格差ができ、先進国で

の子供の貧困率ワースト1になりかねない。そんな国など我ら国民が望んでいる国ではないのだ。いい加減にしろ、安倍政権!

 

☆7月1日(火)17時30分に、政府が臨時閣議を行うことが決まりました。この臨時閣議で、集団的自衛権の行使容認について

閣議決定を行うものとみられます。1日にも、複数の団体によって17時から、首相官邸前での抗議行動が呼びかけられていま

す。TOKYO DEMOCRACY CREWも、急遽この行動に賛同し、30日と同様、無党派一般市民の大結集を呼びかけます!

臨時閣議を強行する安倍政権に、オンタイムでも大音量の抗議の声を叩きつけましょう!

 http://got.angry.jp/0630/

*脱戦争ポスター展から転載させて頂きました。↓

いま安倍政権がやろうとしていることは、憲法解釈の変更ではありません。政府の偏向した考え方によって「憲法の歪曲」をしよ

うとしているのです。

もしここで私たち日本国民が安倍政権の憲法歪曲を許せば、憲法九条だけではなく、憲法十八条(強制労働、徴兵制の禁止)

や、憲法二一条(言論の自由)、憲法二五条(生存権)などの憲法により国民の自由と人権、民主主義を保証した条文も危うく

なることでしょう。

 私たち日本国民は、この自由と平和、民主主義の憲法『日本国憲法』を後生の世代に伝えていかなければなりません。それは

憲法十二条で課せられた私たち国民の義務であり、また後生の人たちへの責任ではないのでしょうか。

http://renounce-war.org/


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