模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

冷たい海の日

2019年07月15日 | AFV

数週間前には空梅雨か、なんて書いてましたがとんでもない。
冷夏が心配されるほどの長梅雨になってしまいました。
冷たいヤマセが吹き荒れて飢饉になって、またタイ米を輸入しても、炭水化物制限中のジジイには影響がありませんが、野菜が高騰するのは困りますね。晩飯はサラダが主食なので。

人間の脳というのは面白いと実感しました。
抽斗を新調したのに、以前の重たい抽斗の感覚のままなので、無意識に強く引いてしまうのです。
そうすると、まったく手ごたえが無く、があーっと乱暴に開いて中身が動くほどです。

脳がデータを修正するまでは、やるんでしょうな。
もしかしたら、この扉はこの位、ここの抽斗はこの位の力がちょうど好いって、色んな情報が自動的にインプットされてるんでしょうね。

小船を始めたのですが、ベドフォードトラックに浮気中です。
AFVというのは、装甲戦闘車両なので、こういう装甲してない柔肌のソフトスキンは、SSVとでも呼ぶのがいいのかも。
地味な作業の連続です。


40年も前のキットなので、ヒケがひどいんです。

これは、燃料タンク(独軍でいうジュリカン)のヒケの例ですが、モナカではなく表裏一体成型なので、ど真ん中に大きなエクボが。
今だったら、見えない側には肉盗みを入れて、厚さを削ぎますよね。


それと、抜き勾配が大きくとってある上に、E/Pも深く突いてあるので、パーツの修正にいちいち手間が掛かります。

成形色が暗色なオリーブ色なので、ペーパーを掛けるとペーパーの当たったところは白くなり、平面じゃないのがすぐにわかります。
それを見つけては、溶きパテを盛って修正していきます。
しかし40年も前に、完成すれば見えなくなるエンジンやフレームまで表現したプラモを製品化してたなんて、えらいなあ。

塗装ブースのアルミフレキ管が裂けているのに気づきました。

塗装のたびにヒンジで換気扇を開け閉めするので、金属疲労でしょうか。
末端に近い箇所なので助かりました。
10年以上は使っているはずなので、十分ですね。
でも全体が寿命で、今度はこっち、次はあっちって次々に切れたら困るけど。

ここまで進みました。

基本塗装してあるのに、なぜパテを盛ってあるのか。
シャーシとキャブと荷台を、各パートごとに組み立てて塗装したものを、合体させる時に割ったんです。
事前に仮組して、3パートの位置調整をしてなかったので、上手く嵌まらないところを、酔っていたので力まかせに嵌めたら、接着個所がバキバキ割れました。
ああ、短気は損気。

ふて腐れて昨夜は寝て、午前中にここまで修復しました。捨てようかと思ったぜ。

この運転手は2016年に塗りまで済ませて、机の上に置いてありました。
苦節3年。座って微笑んでいる彼と、目が合うたびに気にはなっていたのですが、やっと本来の配置に付きました。

腕を曲げて、ハンドルを持たせて、座らせる調整をしたときには、キャブ外板を被せてなかったので気づかなかったのですが、ハンドルがこの高さだとフロントの板に干渉して入らないことが分かりました。

シートの下面を2mmほど薄くヤスり、ハンドルのシャフトも詰めて、全体を低くして納めました。

運転室内は最初独軍のダークイエローを吹いていましたが、敵味方が同じ色というのもなんか変なので、2色ほど試してみました。
油性のMrカラーには英軍の車両色は無いので、代用で飛行機色のミドルストーンと、タミヤの水性デザートイエローのシンナー吹き、このどちらかにします。

ドアにはデザートイエローを吹いたのですが、だいぶ赤味が強いですね。
英軍の車両が褪色するとピンクに見えた、と聞いたことがありますが、これだとなんとなくピンクって言うのがわかります。
ダークイエローは退色すると、白っぽくなるように思います。

大砲の付属していないキットなので、スカスカの荷台はどうしましょう。
兵隊でも乗せるかな。余っているので。
砂漠にしては、兵隊の服装も暑そうだし。
まだアフリカに送られる前の内地で訓練中ということにして、汚しとかも軽くしようかなと考えています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抽斗を作った | トップ | 抽斗の効用 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

AFV」カテゴリの最新記事