GW前後の三国は真鯛シーバスの最盛期なのですが、家族サービスなどで今まで行ったことがなく、GW明けに友人たちの釣果報告をいつもうらやましく聞いていました。
どうしても行きたかったので、船長に1人空いてる日はない?と電話したところ4/28(日)で予約できました。
港集合時刻が4:30と早く、午前零時に出発し長距離をひとりで運転するのは辛いため、土曜日の午後出発し前泊にします。
ナビのお勧めコースは敦賀経由の名神&北陸道260km(3時間50分)ですが、のんびりと下道で郡上八幡から九頭竜ダムを通る有料道路無しの210㎞にしました。
少々きつい峠もあるコースですが、スピードオーバー気味に走ったら帰りは4時間10分ほどで着きました。
風もなく波もない絶好のコンディションで、気温も25度以上の釣り日和になるという予報を観ながら港の駐車場で車中泊しました。
真鯛狙いとは聞いていましたが、通常のジギング便で真鯛メインと思い込んでいました。
ところが片舷7名でドテラ流しするとのこと。完全タイラバ体制です。
漢気のある船長なので、タイラバはやらないと思い込んでメタルジグしか持ってきてません。
しかし、それが後から思えばラッキーでした。
港を出てすぐの九頭竜河口沖で5時頃から始めました。
河口の沖は川が土砂を運んでくるから、底が砂泥のポイントになるんですね。
船内1stヒットはなんと私めのエソ!
潮が効いててよい感じという船長の言葉通り、真鯛は釣れないもののポツポツとレンコダイ(キダイ)、カサゴ、カレイ、ホウボウ、マフグなどの外道が上がります。
魚探にもベイトの反応が良く映っています。
私は2尾目もエソでしたが、3尾目は小さなレンコダイをリリース。
釣れる日なら、朝まずめのひと流し目で真鯛が上がるということですが、その後も外道のレンコダイをみんなで釣りまくります。
水深90mラインなので、釣り上がるとほとんどの魚の胃袋が出てキープせざるを得ません。
7:50に重いし最後まで引くのでレンコダイじゃないなと思ったらうれしい外道のオニカサゴ。
砂泥地に小さな根でもあるのか。
その後もポツポツと飽きないほどにレンコダイが釣れ続きます。
何尾も釣ってフッキングすると引きでレンコダイと分かるようになったので、巻きながら写真を撮るナメたことまで始めます。
ジグはダイワのタングステン素材の小さなもので、FKの150g赤金。
PE1号に20lb(5号くらい)のフロロカーボンリーダーを付けてます。
この船では個人のクーラーを持ち込まず、全員の魚を船のクーラーに入れるのですが、9時の時点でこんな感じ。
潮が悪いと外道さえ釣れない日もあるので、それよりはずっとましです。
外道を釣りながら本命を待つ感じになってきました。
11:10にレンコダイより明らかに重い引きで上がってきたのは、またうれしい外道。
赤アマダイです。
同じ福井でももう少し西に行けば若狭グジと呼ばれる高級魚。
小田原でのエサ釣りで30cm以下のを釣ったことがありますが、ジグでは初めて。
アマラバといってタイラバでアマダイを釣るのが流行っていますが、タイラバじゃなくても釣れてよかった。
いつも他人のヒーローインタビューを観てるだけでしたが、たまにはジジイもお立ち台へ。
この船で記念撮影って何年ぶりだ?バカでかいケンサキイカを釣って以来か。
この次の高級外道は12:30でした。
マフグかと思いましたが、それより明らかに重たいけど、ほとんど引かずに上がってきました。
肉厚で筋肉隆々でたくましく、どう猛な肉食魚っていう面構えですが、卵を持った雌でした。
4.3kg75cmの座布団でした。
またお立ち台に呼ばれました。1日2回も撮影なんて珍しい。
ジグでヒラメを釣るのもこれまた初めて。
150gを付けたベイトリールタックルと120gを付けたスピニングタックルの2セットを持ち込みましたが、こいつはスピニングのTG120gで。
本当に運の良い日で、この日に入れてくれた船長に感謝です。
次の外道は12.50で、横の同船者がまたヒラメ?というほどロッドが曲がり重たかったのですが、2尾目のアマダイのスレ掛かりでした。
3回目のお立ち台。
その後もレンコダイがポツポツ釣れましたが、本命の真鯛は50cmほどの食べごろサイズが1尾と30cmが1尾の船内2尾。
本命が釣れなくても天気は良いし、飽きないほどには外道は釣れるし楽しい。
移動中はみんな日光浴。暑くもなく寒くもなく心地のよい日でした。
同船者が気のいい連中なのも良かった。
午後2時過ぎから潮が変わって反応が悪くなったので3時に上がりました。
なんとレンコダイは船内100尾超。
帰港後釣果を各自のクーラーに分配の際、レンコダイは要らないという人の分まで私の70Lのクーラーに入れられたので大変。
多分レンコダイを自分で釣ったのは12~13尾のはず(途中で数えるのを止めました)ですが、30尾くらい入ってました。
レンコダイは塩釜用の大きめのを1尾、一夜干し用に小さめのを3尾残して、翌日(4/29)出勤のヨメさんに数尾ずつ袋詰めして持っていかせました。
他の船では真鯛も釣れていたので、巻き上げ中にフックアウトしたのが真鯛だったのか、我々の誘いのパターンが合ってなかったのか。
オニカサゴは38cm。数日熟成させて刺身の予定。
レンコダイを除いた後のクーラーはこんな感じ。
アマダイは2尾ほぼ同サイズの44cm。
釣ってないホウボウも入ってました。
でもホウボウの刺身は今まで食べた刺身の中でもトップクラスに美味かったです。
ヒラメは5枚におろしてヨメさんにバトンタッチ。
ヒラメの鱗を包丁で削いで取るのに初挑戦したり、すべて捌くのに昼飯も抜いて午後まで掛かりました。
レンコダイの大きめのやつでも30cm程度でした。
他の方はタイラバにしたりジグに替えたりしてましたが、真鯛を釣ろうとタイラバにするとレンコダイが掛かる確率が高かったようです。
私はタイラバがないので、ずっとメタルジグだけで通した結果が多彩な魚種ゲットにつながったと思います。
船の下をイワシの群れが何度も通りました。ベイトがイワシだったのも、ジグに反応が良かった要因でしょう。
私にしてはひさびさに満足な釣行でした。たまにはこういうラッキーな日もないとなあ。
記録をみたら、前回真鯛を釣ったのは2019年のことでした。ここ数年コロナで釣りにも満足に行けてなかったんですね。
今日(4/30)締め日なのに有給休暇にしておいて良かった。
歳くってからは少し強行軍だと、身体の節々が痛いし疲れが1日ではなかなかとれないので。
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恥ずかしくて叫びませんって。船内最年長だったので大人しくしてました。
世に魚の無かりせば、春の心はのどけからまし、と言いますが(言わねえか)、暖かくなったら釣りで頭がいっぱいで、仕掛品を出しっぱなしの工作机に向かわなくなってしまいました。なんかソワソワしてます。
もう来月と6月に各1回釣行が決まっていて忙しく。
あと数年の気力も体力もあるうちに、プラモデル製作も釣行も精力的に数をこなしたいなぁ、と思うようになりました。
最近はいつも貧果の記事ばかり書いてる気がしてたので、なんか自慢で得意気な記事は気恥ずかしいです。
つくづく釣りはギャンブルだと思います。ウデではなくて、たまたまラッキーが重なっただけですから。
事故ってオチを付けないようにしようと、帰路の運転にはかなり気をつけました。
クラキンさんはこの良い時期に自由に行動出来ず本当にお気の毒です。奥様が痛みが残らないように順調に回復されることを願っています。
「我が外道軍は、永久に不滅です!」なんてお立ち台で叫んだりしちゃって☆
こんだけ釣れりゃあ、ストレス発散200%だにゃ!
ここまで釣れると本命が何だったかなんて忘れてしまいますね。
アマダイもヒラメもオニカサゴも全部大物で、凄いです。
お立ち台2連発も流石ですね❗👏
レンコダイはこちらではキダイと言いますが、型は小さい物の食味はマダイに負けないくらい良いです。
干物も美味しいですね。
オニカサゴの刺身も楽しみです。
好天の中での釣りは本当に気持ちが良いです。
私はここ何年もこんな爆釣の経験が無いので、本当に羨ましい限りです。🤩
家内の怪我が回復したら私も頑張ります。😁