模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

今朝の朝飯前

2017年01月14日 | プラモデル

休日は朝食前にひと仕事が定例になってきた。

寒波到来で、大変な地域もあるようだが、
当地は3cmほどの積雪。
休日ということもあり、生活に支障はない。

潜水艦の艦橋を作り始めて、マスト部のパーツで手が止まった。
艦橋トップには、オバケのQ太郎のように棒が3本立つ。
それがそのまま付けたくない感じのパーツ。
インジェクション成型が苦手な、細棒形状だからね。

巡潜乙型の資料は学研本。

これに潜望鏡の図面が掲載されてた。
襲撃用の第1潜望鏡、対空警備用の第2潜望鏡共に
伸縮する鏡筒部の、実物の外径は160mmとある。

1/200で0.8mmだが、キットのパーツは約1.5mm。
太過ぎるし、型ずれもしているので置換え決定。
他とのバランスを考え、直径1mmにしょう。

第1の先端部、水上に露出する部分の直径は31mm、細い!
なるべく細くして白波を目立たせないようにしてるんだね、
そのままスケールの0.15mmにすると、
貧弱すぎて模型的に面白くないので、デフォルメしたい。
0.3~0.5mm位が適当か。


1mmからテーパーで0.5mmまで絞るのは、
ドリルレースで簡単だが、絞った0.5mmを維持して
直線で10mmを、一体で削り出すのは、
旋盤でもないと難しい。
なので、絞ったところで0.5mmの材を継ぎ足す。

簡単なのは、エバグリの1mm棒と0.5mm棒の接着。
でも、それでは強度も真直の確保も困難。

ここでKくんに相談。パイプでしょう、という見解。

はい。そうしました。
手持ちの外径1mmパイプは内径0.6mm強だった。
模型用の0.5mm真鍮線ではガタが大きいので、
100均で買ってあった0.55mmという軟線を使うことにした。
パイプの端を尖らせて、真鍮線を差し込み、半田付け。
やや多めに盛っておいて、ペーパーで余分と段差を削る。

第1も第2も0.55mmを継ぐまでは同じ。
先端部の形状を変えた。

これが第1潜望鏡。

先端のレンズ部は、線を2本平行に半田付けしてやすりで整形。
かなりの誇張表現。
実物はただの円筒形に近い。

第2の方はレンズ部が斜め上を向いているので、
真鍮線の先を竹槍カットして、真鍮版の端材を半田付け。

こっちは逆におとなし目の表現。
実物はもう少し複雑な形状。


3本目は短波無線用のアンテナ。
これは先端のみテーパーなので、ただの1mm棒を使用。
横棒は0.3X0.5の帯金を半田付け。

マストの基部はパーツを使用。
こんな感じ。

鏡筒のスライド部は、金属光沢のシルバー色。
海水だし、ステンレスを使いたいところだが、クロムメッキだろうか。
水上露出部は反射を避けるためか黒色。

朝飯前に半田付けまで完了。
食後に塗装を完了。

資料本を読んだら、艦橋の窓ガラスは割れないように、
潜航時には全部下方に降ろして開ける、と書いてあった。

塾の送迎時に100均寄ったら、
UVレジンの無色クリアが補充されてた。
3個ゲット。 

コメント
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