うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

日食病....(942)

2009年02月15日 17時23分35秒 | うべプラネタリアン
星好き病にはさまざまな症状がある。
写真病、月病、彗星病、流星病、星座病などなど....
その中で際だって顕著な症状のでるのは、日食病である。
これに罹患するのは一発である。皆既日食を見てしまうととたんにふるえがきて
再び会う日を心待ちにするようになり、一年に1~2回世界のどこかで起きる
皆既日食を求めて彷徨うことになる。
星好き病は一生の持病だが、その病人が出会いたいと思う3大ウィルスがあるという。
一つ流晴雨。一つ大彗星。一つ皆既日食。
先の二つは選べないこともあるが、皆既日食はその気になれば何とかなる。
だから免疫などできない。麻薬である。
次第に欠けてゆく太陽。極限まで細くなって、瞬時のダイヤモンドリング。
とたんにバッとひろがるコロナの輝き...
再度のダイヤモンドリングに続く太陽の復活。
数分の間の夢のドラマ。そりゃ病気になるわさ。
星好き病というベースがあるのだから、虜になるのも当然だ。
あと155日で40匹の星虫はそんな病気に罹かるのだ、うふふふふ。

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