歯科医師による、口腔ケアの講演があった。
「口腔ケア」なる言葉を知ってはいた。歯科医院に行くようになったのは、定年後である。
親知らずが痛みだしたので、抜歯してもらうために行った。
その時に、「3カ月に一度ぐらいは、歯垢を取ってきれいな歯にするために来てください」との言葉を聞いたが、
歯が痛くなるまでは行きたくなかった。歯だけは、よく磨いていると思う。
家族間では、”歯磨きババア”との異名もある。
しかし、今日の話を聞いて恐ろしくなった。
”たかが口、されど口”である。口の掃除を怠り歯周病になると、糖尿病、骨粗相症、狭心症等を併発する。
好く噛んで食べること、一口30回とのことであるが、無理なのでとにかくよく噛んで食べる必要がある。
亡父は、子供の私に「水も噛んで呑め」と言っていたことを思い出す。
軟らかい物ばかり食べるのはよくない。動物でも野生動物は歯が綺麗で丈夫である。
硬い木の実などを食べるからである。
口の中がきれいであると、誤嚥性肺炎の予防にもなる。
もっと自分の歯を大切にし、ピンピンコロリを目指そう。