フッフッフの話

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「源氏物語・空蝉」

2005-08-20 21:24:06 | 
 紫式部著
夏の夜、受領の後妻空蝉は、心ならずも光源氏と一夜をともにする。
しかし、二度となびこうとはしなかった。
女性なら誰もが心ときめかすと思っていた光源氏は、
空蝉の慎ましさに惹かれていく。
空蝉の弟小君の手引きで、再び空蝉の部屋に入るが、
光源氏の衣にたきしめられた芳香に、ハット気付いた空蝉は、
薄衣だけを残して、消えてしまった。
光源氏は、空蝉の残した薄衣を持って帰り抱くが、蝉の抜け殻のようにはかない。
 
   空蝉の身をかえてける木のもとに
      なお人がらのなつかしきかな



絵手紙は、K氏からである。
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