チラシの文面、政治家の言葉には、「安全・安心」が決まり文句のことが多い。
以前はこの言葉に大きな抵抗はなかった。
しかし、現在はこの言葉を聞くと鳥肌が立つ。「嘘を言うな!!」
納得できる言葉は、「一寸先は闇。」とか、「明日ありと思う心の・・・・。」である。
大きなニュースになった15日の東大前での切付け事件。17歳高2の男子生徒である。
「来年東大医学部に受験予定であるが、最近学力が伸びなかった。悲観して自殺しようと思った。」
12月にも精神科医院に放火して、二十数名を道ずれに自殺した事件があった。
自殺しようと考えるのだから、自分の命も他人の命も軽くなっているのであろう。
最近は、立て続けに多くの人を巻き込む事件が増えている。
交通機関・公道・医院・学校・家庭等も、安全・安心な場所などない。
今日は、トンガの噴火により想定外の津波が押し寄せる。
自然界もいつ暴れるか予測不可能である。雪・雨・風・雷・地震等不安要素に取り囲まれている。
今日も元気で1日を、面白く過ごせたことに感謝する。
安全・安心に過ごせたのは奇跡に近いかもしれない。
ギリシャ神話に、神に最高の贈り物をお願いしたら、
夜良い気分で眠りに付いたら、そのまま二度と目が覚めなかったという話がある。
それが最高に贈り物であると神は考えられた。
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