我がままな生活習慣を、切り替える努力をしている。
施設でお世話になる時に、自分が困らないようにするためである。
嫌いな食べ物はなく、何でも食べられるようにしようと思う。
施設で出されたものを食べなかったら、お腹が空いてもどうにもならない。
天婦羅は苦手であるが、外の衣を剥がせば何とか食べられる。
うどん以外の麺類は何とかクリアできた。うどんはイマイチである。
うどんを見ていると子供の頃を思い出す。小学生時にはお腹の回虫駆除の虫下しを飲んだ。
何匹出たかを、学校で報告しなければいけなかった。今なら適当にズルをする。
しかし、子供の時は真面目に報告しなければと思い、努力をした。
今でも、そのことが頭に残っていて、うどんが回虫に見えるのである。
もう一つは、洗濯の時に使う柔軟剤である。
デリケートな肌ではないのに、柔軟剤が付いたままであるとかゆみを感じていた。
最近まで家族の洗濯物の中から、自分のだけを取り出して二度洗いをしていた。
しかし、施設ではそのようなことはできない。少しずつ慣らすことにした。
今はそのままで下着も着けられるようになった。大成功！！
これで何とか施設で生活できるまでになった。いつ我が家を離れるようになっても生きていける。
