『女王の教室』 以来
天海裕希さんの出るドラマ大好きでよくみてるんだけど
※ここぞってとこで 説得感ある台詞(説教)を相手に突きつける、熱のこもった演技をする天海さんが好き
今週みた『偽装の夫婦』 ?
新美南吉さんの「てぶくろをかいに」を子ども達に読むシーンがあったんだけどね、
゛本当に人間はいいものかしら?”
この言葉が すごく胸に突き刺さったっていうか・・
あらためて このドラマって
今の世間を風刺?斬ったドラマなんだなぁ~って思った。
自分がゲイであることをカミングアウトした園長代理/超治(沢村一樹)に対し
保護者がとった行動、向けられた目は あまりに冷たいものだった。
しかし それらは実際 今の世の中をリアルに風刺したものであり
また現実問題として そういった職員が在籍していたら
多くの施設は退職 辞任を促すのだろうと思う。
゛こんな保育園に我が子を置いておけない!”
そういって会場を後にする保護者
これもまた 子をもつ親御さんなら誰もがもつ感情であり 言動でもある
そんな現代人の姿(一般大衆がとるであろう行動)を視聴者にみせ
そこに
《本当にこれでいいの? と》人の良心を問うかのように用意された
言わば正義の代弁者・・ヒロ(天海祐希)を登場させる訳だが
『やっぱり人間なんていいもんじゃねぇじゃん』
『どいつもこいつも勝手なことばかりぬかしやがって』
『彼がゲイって事であんたたちの子どもに何か迷惑かけた?嫌なことした?』
『色んな人間の利害や喜びや悲しみを
自分の たった一つっきりのケチなものさしで測る様な真似しやがって』
・・と
どの台詞も
ひとむかし前の スケバン刑事ばりに 熱い
たった一人、 世の中の矛盾に向かって叫ぶヒロ(天海さん)の姿は毎回見る人の心を揺さぶる・・
゛本当に人間はいいものかしら”
母狐がつぶやいた その一言・・ あなたは どうとらえますか?