労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

2020年1月に読んだ本

2020-02-17 | いい本読んでます?
1月の読書メーター 読んだ本の数:13 読んだページ数:4373

一路(上) (中公文庫)一路(上) (中公文庫)
読了日:01月05日 著者:浅田 次郎 失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!  ☆☆☆ 捨てる神あれば拾う神あり。なんか暗澹たる思いで読んだ冒頭部だったが、いや~、希望が少し見えてきてからの展開がわくわくで、一気に読んだ~!一路の一途な気持ちがいじらしい。

一路(下) (中公文庫)一路(下) (中公文庫)
読了日:01月09日  著者:浅田 次郎 中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱…。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ―。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか!  ☆☆☆ 参勤交代ってこんな意味があってこんな風に行われていたのか、お殿様って稼業もたいへんやな~、一路って男前やな~、仲間っていいな~、お馬にもいろいろ事情があるね~ん、と喜怒哀楽、人生そのものだなと感じさせられる味のある作品、最高!

のぼうの城 上 (小学館文庫)のぼうの城 上 (小学館文庫)
読了日:01月10日  著者:和田 竜 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説! ☆☆★ いかんいかん、映画の印象が強くて、読みながら頭の中に繰り広げられる場面は、まんま映画のロケーションで、登場人物はあの映画の役者さん達や~!ただ小説で描かれる成田長親(のぼう様)と、映画で演じた野村萬斎とが、イメージ違いすぎて、そこが頭の中でぎくしゃくする💦

のぼうの城 (下) (小学館文庫)のぼうの城 (下) (小学館文庫)
読了日:01月12日  著者:和田 竜 「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。「これよ、これ。儂が求めていたものは」一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍総大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける。 ☆☆☆ 攻める織田側も、忍城側も、みんなキャラが際立っていて、心理戦がリアルすぎて、感情移入が半端なくて読んでて疲れる臨場感。映画で甲斐姫に榮倉奈々をあてたのは見事なキャスティングやな。いや、脚本と原作が同時進行だということやから、榮倉奈々があってこの甲斐姫やったのか。とにかく小説も映画も素晴らしい!

パーク・ライフ (文春文庫)パーク・ライフ (文春文庫)
読了日:01月14日  著者:吉田 修一 公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。 ☆☆★ 日常の切り取り方が巧みで、何気ない風景がみずみずしく精緻に描かれている。なんとなく停滞感・閉塞感が濃かったあの頃、スタバが台頭してきた頃、未来がどうなるのかまったく見えない不安感、読み進めるうちにどっぷりあの時代にタイムスリップしていった。

高校入試 (角川文庫)高校入試 (角川文庫)
読了日:01月17日  著者:湊 かなえ 県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者? 人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!  ☆☆★ 読みにくい、登場人物の整理が付かない。というのは、ドラマの脚本として書いたものを自ら小説に落とし込めた作品だからなのかも知れない。でも、湊ワールド、こういう作品は彼女にしか書けない!

ラハイナまで来た理由ラハイナまで来た理由
読了日:01月21日 著者:片岡 義男 一枚の写真。たとえば古いアルバムのなかの。いつ、どこの、どんな物語のひとこまなのか、写っている人にしかわからない。写っているその場面の前後に流れた時間のなかに、被写体となった人たちの人生がある。どれもみな写真のような、二十八篇の物語。片岡義男の一人称によるハワイ小説の、待望の第四作。 ☆★★ 写真集を眺めているような気持ちになるのが片岡作品。初めて片岡義男の本を読んだ高一の頃はただただかっこいいと思っただけ、20代に全部読み返したがその時には世界観にはまり…、しかし最近読み返してもちっとも響いてこない。自分がではなく時代が変わったのだろうか。

猫弁と少女探偵 (講談社文庫)猫弁と少女探偵 (講談社文庫)
読了日:01月22日  著者:大山 淳子 ひとりぼっちの少女とコンビを組み、失踪した三毛猫を探すことになった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン同窓生と急接近!さらに次郎と名乗る弟までが現れて…。やっかいでかけがえのない人たちのために悩み、奔走する百瀬。絶好調、癒されるミステリー!  ☆☆★ シリーズものを途中から読んでしまったようで、キャラがよくわからん。漫画やな、と思いつつ、読了感が良かった。このシリーズ、古本屋さんで見つけたら買ってしまう気がする。

5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)
読了日:01月23日 著者: 『このミステリーがすごい! 』大賞・日本ラブストーリー大賞・『このライトノベルがすごい! 』大賞の作家総勢49名が、ひと駅の間に起こる様々なストーリーを描いたショートショート集を2冊同時刊行します。5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感涙アリの盛りだくさんな内容です。降車編は『検事の本懐』の柚月裕子ほか、『珈琲店タレーランの事件簿』の岡崎琢磨、『死亡フラグが立ちました! 』の七尾与史ら24名の作品を収録しています。 ☆★★ 突拍子もないシチュエーションで話しがはじまり意外な展開から無理矢理落とす、ってそらこの枚数ならそうなるわな~。でも、一冊を一瞬で読んでしまうねん。

女たちの海峡 (文春文庫 (168‐26))女たちの海峡 (文春文庫 (168‐26))
読了日:01月24日 著者:平岩 弓枝 華道の師範代・麻子は、義弟とその友人から同時に愛を告白された。どちらを受け入れるにせよ、まず出生の秘密を質さねばと、激しく揺れる女心は母を追ってスペインへ。 ☆☆★ 1980年(昭和55年)頃のお話、ある意味、戦後が終わる頃の時代、あまりにも、あり得ない偶然が続き、あり得ないストーリーだとは思いつつも、のめり込んで読んだ不思議。

鉄の骨 (講談社文庫)鉄の骨 (講談社文庫)
読了日:01月27日 著者:池井戸 潤 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。 ☆★★ 672ページもあって上下巻に分けてもいい分量なのに、なぜか一冊で。社会人3~4年のゼネコンと銀行の若手社員の目線で書かれているので、薄っぺらく思えてしまうが、清濁併せ呑んでしまった大人が悪いんかも、割り切って読んだ。それでも池井戸作品に期待する切れ味がなくて、もう少し緊迫感や説得力があってもよかったな。残念。

新装版 大坂侍 (講談社文庫)新装版 大坂侍 (講談社文庫)
読了日:01月27日 著者:司馬 遼太郎 儲からないことするヤツはアホや!明けても暮れても金、金の大坂では武士道も額面通りには通らない。義のために突き進もうと、鳥居又七は江戸の彰義隊に参加したが…。幕末大坂の武士と町人の気風を語る表題作の他、いずれも、上方の心意気を軽妙な筆致で描き、意外な結末が魅力の好短編5本を収録。 ☆☆☆ 幕末の風雲期であってさえ大阪人のしたたかさに大爆笑。大阪あるあるや~!(爆)

雷撃深度一九・五 (文春文庫)雷撃深度一九・五 (文春文庫)
読了日:01月30日  著者:池上 司 昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊五八潜水艦が呉軍港を出港した。フィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受けた倉本艦長は、宿敵マックベイ大佐と太平洋戦争における艦艇同士の最後の闘いに挑む―。全く新しい戦争サスペンスの誕生。 ☆☆★ 伊58潜水艦と重巡インディアナポリスの駆け引きと戦いの描写は圧巻 ! 息詰まる攻防に1行たりとも気が抜けんわ!
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