労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

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【11月19日】くらしの足をみんなで考える全国フォーラム2022(第11回)に初日だけ行ってきた🚌

2022-11-28 | 書記長社労士 公共交通

 今年も(リアルは3年ぶりながら)「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム2022」が11月19日(土)・20日(日)に、東京⼤学(本郷キャンパス)⼯学部2号館 213号⼤講堂で開催されて、自分は初日だけ参加してきた。


 初日は、
セッション① パネルディスカッション(14:00-15:40)
「みんな」で拡げよう お出かけの和ー「競争から協調、そして共創へ」みんなでつくる新たなモビリティサービスとは? ー
地域交通を⽀える「みんな」が拡がっている。他分野・異業種から新たに地域公共交通を担おうとするチャレンジャーたちが急増。真に住⺠が求める新たなモビリティサービスとは何かを考える。
「サブスクのmobiの現状と今後目指すもの」村瀬 茂⾼ ⽒(WILLER株式会社 代表取締役)
「デマンド交通「チョイソコ」による地域との向き合い方」加藤 博⺒ ⽒(株式会社アイシン ビジネスプロモーション部 部⻑)
「元システム屋がタクシーの「タク放題」にチャレンジした理由」清野 吉光 ⽒(⼀般社団法⼈静岡TaaS 代表理事)
セッション② デジタルポスターセッション(15:40-17:00)


二日目は、
基調講演(9:40-10:10)「バスによる幹線輸送の魅力と可能性」中村 ⽂彦 ⽒ ( 東京⼤学⼤学院新領域創成科学研究科 特任教授 )
話題提供(10:10-10:40)鈴⽊ ⽂彦 ⽒(交通ジャーナリスト)児⽟ 健 ⽒(神⼾市交通局 副局⻑)
パネルディスカッション(10:40-12:20)
幹線としての路線バスにできることはもうないのか?地域交通の「幹」である路線バスが危機に瀕している。しかし、路線バスのポテンシャルはもっとあるはず。路線バスにできることはもうないのか? 「幹線としての機能を⾼める努⼒は⼗分に払われてきたのか?事業者、⾏政、市⺠など 「みんな」が何をなすべきかについて議論する。



 今回、そして初日のセッションでは、地域交通を⽀える「お出かけの和」ということではそうなんやけど、持続的に「地域公共交通を担おう」という意識が根底にあるのかないのか、その意識が伝わらないプレゼンが続いていて、なんかモヤモヤしたのはなんでやろ。
新しことをすることを評価するのではなくて、もっと地に足を着くことを根底においた事例を求めていたんやけどなあ、ってな意味で。
WILLERの村瀬社長はプレゼンの中で、デマンド交通の導入で目指していること(やりたいこと)について、「地方でも都会より便利で快適な自分らしい生活ができる」「持続可能なモデルを創る(SDGS/デマンドと路線バスの組合わせ)などと言っていたが、それなら渋谷や池袋では要らんやろっ💢って思わずツッコんでしまったし…。
ま、2日目のセッションは聴けていないが、そっちはそのへんのモヤモヤ感は解消された感じだったとうちの参加者の弁、そっか、よかった。


 セッション② デジタルポスターセッションで気になったのは以下の4つ。
№1「ー子どもから高齢者までー 松江市交通局の全世代に向けた利用促進の取り組み」
押しポイントは、①公民館でもゲートボール場にも!?どこでも伺います!高齢者対象(icカードを使った)乗り方教室の実施、②他モードを巻き込んで公共交通利用促進!小学生以下無料乗車イベントの実施⏪3年前開催時の既に4倍!、③コロナに負けるな!「バス祭りin松江」3年ぶりに開催!⏪3年前開催時の2倍!

№2「飯能地区における地域旅客運送サービス継続事業 路線バス事業者自らが受け皿となるケース」
押しポイントは、後継事業者がなかった事例において、バス事業者(国際興業(株))自らが受け皿となり地域旅客運送サービス継続事業を行った点



№3 LINEを活用した空港バスのスマート決済(大分交通)
推しポイントは、令和4年3月より、大分交通リムジンバスのキャッシュレス決済を開始しました。券売機や窓口に並ぶことなくLINEを通じてチケットが買え、スマホに表示されるQRコードをバスの読み取り機にかざすだけでスムーズに乗車できます。このためLINEの友達登録者数が急増し(現在24,000件)他路線への拡大を検討しています。(予約制ではない、「回数券って人にあげるよね」って発想から買ったチケットをLINEの友達にプレゼントできる)

№6 もっと自由に行きたい所に行く方法(車いすと意識しない電動車いす)の普及((株)NOAA)
押しポイントは、国交省認定ハンドル型電動車いす、誰もが乗りたくなる福祉・介護的イメージを払拭したデザイン、航空機級のアルミ材使用による高剛性、軽量車体で折り畳んで航空機・電車・バス搭載可能、宅急便配送可能、旅行先・商業施設等での楽々移動が可能、最小の収納スペース。⏪観光バスやタクシーに搭載し、スムースな現地移動や新しい観光スタイルを提案し利用者増を達成。


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