【 26 -7-】 で、メーデーの後、映画の日なんで映画館へ。
今日からの封切りの「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」と「新宿インシデント」とどっちを見るか迷ったけど、ちょっと心を入れ替えた(嘘)ジャッキーが興味あったので。
恋人を探して密入国した鉄頭(ジャッキー・チェン)は、故郷の知人を頼って密入国者たちがアジトにしているアパートにたどり着く。恋人を探す暇もなく毎日必死に働く中、ひょんなことからヤクザの組長の命を助け、運命的な友情が生まれる。この出会いが彼を大きく変え、やがて鉄頭は裏社会の実力者となっていく。
たまたまこないだ図書館で借りた新宿歌舞伎町の外国人犯罪を取り上げた小説「闇の争覇」(今野敏著)を読んだんだけど、この本もこの映画も偶然同じ頃の時代設定(1990年代の中頃)。
日本国内の外国人犯罪の様相が大きく変わってきた頃。
原題は「新宿犯罪」なのに、放題は新宿インシデント(incident=偶発的 な)事件・ハプニング・事変・紛争)と、犯罪(crime)とは違う単語を持ってきたのがなぜかわからなかったが、映画を見終わって妙に納得だった。
超意気地なしの自分みたいな奴には、こんなバイオレンスなところでは、一瞬たりとも生きて行けそうにない。(ダニエル・ウー演ずる阿傑みたいなもんか)
そして俺みたいな根性なしは夜の新宿歌舞伎町の裏通りはとてもじゃないけど歩けそうにない。
でも実際の撮影は神戸周辺が多かったらしいが。(ジャッキーが最後に大久保駅に向かって走るシーンは神戸元町ガード下などなど見たことある場所がちらほらと)
日本人のキャスト、選び方がよかった、奇をてらったりウケ狙いやったりいろんなしがらみとかでの、映画に合わない変な人が出てなくてよかった。
別に嫌いじゃないけど、この映画に仲村トオルやゴリとかウドとか出ていたら泣いていた。
加藤雅也、倉田保昭、竹中直人、いい味出していたし、先代の息子さん役や中島役(だったっけ?)とか名前がわからないが日本人やくざ役の皆さん、まじ凄味あって怖かったっす
峰岸徹さんは映画ではこれが遺作になるのですか?
シュー・ジンレイとファン・ビンビン、すっげ可愛い、片言の日本語もほんとキュートで
まだのし上がる前のみんなで住んでいた長屋にいた娘さんも可愛かったな、しかしあの子が終盤であんなふうに変わってしまうのは「お父ちゃん、かなりショック」でした・・・
かなり重い映画だったけど、素敵な女性3人が一服の清涼感やったす、助かった。
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