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国民健康保険法等の一部を改正する法律のうち保険給付に関する事項

2015-08-21 | 書記長社労士 法改正 社会保険
 5月27日、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案」が参議院で可決・成立した。
今さらだけど、保険給付に関する事項の内容をちょっとメモφ(.. )

1 患者申出療養に関する事項
(一)患者の申出に基づき厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養を保険外併用療養費の支給の対象とするものとすること。(第六十三条第二項及び第八十六条関係)
(二)(一)の申出は、厚生労働大臣に対し、当該申出に係る療養を行う臨床研究中核病院(保険医療機関であるものに限る。)の開設者の意見書その他必要な書類を添えて行うものとすること。(第六十三条第四項関係)
(三)厚生労働大臣は、(一)の申出について速やかに検討を加え、必要と認められる場合には、当該申出に係る療養を患者申出療養として定めるものとするとともに、その旨を当該申出を行った者に速やかに通知するものとすること。(第六十三条第五項及び第六項関係)

 これは、保険外併用療養費制度の中に、新たな仕組みとして、困難な病気と闘う患者からの申出があれば、国内未承認医薬品等の使用や国内承認済みの医薬品等の適応外使用などを迅速に保険外併用療養として使用できる仕組みとし、患者の治療の選択肢を拡大するというもの。
要は実質は混合診療の自由化、お金のある人は治療の選択肢が広がり、または進んで人体実験してもらえう、ってな言い方をしたら悪意ありすぎ?

2 患者申出療養の創設
 特定機能病院その他の病院であって厚生労働省令で定めるものは、患者の病状その他の患者の事情に応じた適切な他の保険医療機関を当該患者に紹介することその他の保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携のための措置として厚生労働省令で定める措置を講ずるものとすること。(第七十条第三項関係)

 紹介状なしでの大病院受診に定額負担(5千円~1万円)の導入、高度な治療を受けようと思えば金が要る…。
この改定の目的は、負担の公平化なんだって。

3 入院時食事療養費に関する事項
入院時食事療養費の食事療養標準負担額について、平均的な家計における食費及び特定介護保険施設等における食事の提供に要する平均的な費用の額を勘案して厚生労働大臣が定める額とするものとすること。(第八十五条第二項関係)

 入院時の食事代について、在宅療養との公平等の観点から、調理費が含まれるよう段階的に引上げる(+100円、+200円の2段階で引上げ)…。
これも負担の公平化なんだって。

4 傷病手当金に関する事項
傷病手当金の額について、一日につき、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した十二月間の各月の標準報酬月額を平均した額の三十分の一に相当する額の三分の二に相当する額とするもの等とすること。(第九十九条第二項関係)
5 出産手当金に関する事項
出産手当金の支給について、傷病手当金の支給に係る規定を準用するものとすること。(第百二条第二項関係)

 傷病手当金、出産手当金における標準報酬日額を算定するための対象期間を制定(原則として直前12カ月)するというもの。
今まではすでに決定されている標準報酬額に応じて支給されてたが、直前1年間の標準報酬日額を平均して、その額に応じて支給するということになる。
直線1年間に賃金が上がった人は、手当は減る、賃金が下がった人は増える(失業などで働いていなかった期間があると減るのか?)。
なんでこんなことする必要があるのかよくわからない。

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