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初詣に関しては失敗だった、梅田で映画を見終わって大阪天満宮までプラプラ歩いていったんだけど、8時半で閉門していた。
神社って24時間オープンしているのかと思っていた、閉門している時間ってあるんや!
デジタル業界のカリスマとして名をはせるエンコム社のCEO、ケヴィン・フリンの謎の失踪から20年。ある日、27歳に成長した息子のサムに父ケヴィンからのメッセージが届く。消息を追ってケヴィンのオフィスに足を踏み入れたサム。だが、彼は知らなかった。そこはケヴィンが創造した理想郷への入り口……あまりにも美しく、あまりにも危険に満ちた新世界、グリッドへの扉だと。迷い込んだ世界で命を狙われ、サバイバルを強いられるサム。そんな彼を救ったのは、謎に満ちた女性クオラだった。果たして、クオラの正体は?そして、人類の存亡を脅かすグリッドの秘密とは……今、サムに究極の真実が明かされようとしていた。

そもそも大昔(1982年だったらしい)の作品の3Dリメイクだと思っていた。
ずーっと「あれ?こんなんやったかな?」と思いながら見ていたせいか、どうしても世界観が掴めず、ストーリーにも考えすぎてしまっているせいかなかなかついて行けず、「困ったなあ~」。
しかしそのうち映画自らが、「これはあの映画の25年後のお話しだよ、あの映画の続きだよ~」って説明してくれた、そこからようやく映画に入り込むことが出来るようになった。(←ってもっと早く言ってくれよ~!)
この映画では、3Dの部分は初めから3Dで撮影されていてしかもアバターの頃よりもさらに進化したカメラだそうで緻密感が向上し画像の明るさがアップしているような気がする、見易くなっていると思う。
そしてその3Dは基本的に奥行きを表現する手法だから、落ち着きがあって子どもっぽく無くってよかった。
そしてすべて3Dではなくて、3Dと2Dを意図的に混ぜこぜに使っていて、基本的にはコンピューターの世界では3D、現実の世界では2D(全てではなかったけど)、なんでもかんでも3Dと違って、飛びださない3Dとあいまってリアル度アップでかっこいい、そして疲れなくていい、これなら。

オリヴィア・ワイルド、名前の通りワイルドで、1度くらい猫のポーズとかを是非してもらいたかった(サービスショットで)。
そしてジェフ・ブリッジス、最近ならクレージーハートで渋いじいさんの演技をしていたが、この人はそういえば昔のトロンの主役で、この映画でも現在の渋いじいさんの姿と、CG加工されて若い頃の、昔のトロンの主役の姿のままの二役をしていた、CGはそこまで出来るのだ!
けっきょくストーリーがあったのか無いのか、よくわからんかったが、楽しむという評価だけなら十分に○。
でもちゃんと前もって、昔のトロンを見て予習しておけばよかった、楽しさ倍増だった気がする。
3D、CGがすごくて
エンターテイメントとして楽しめました
このトロン:レガシーの3D&2Dの使い方は、僕は今現在、もっとも進んでいると思いました。
人間の想像力を越えてやろうというのはまだまだ3Dでは無理です。
映像の美しさとして、3Dを活用すればいいのだ、と感じました。
1982年のオリジナルは、結構映像のインパクトが大きかったのですが、この作品と比べると、比べること自体が間違っていうことに気づきます。
ジェフ・ブリッジスの若い頃のCGも感動ものでした。
ほんとうにそうでした。
リメイクだと思っていたことが入り口での大失敗です。
でも、楽しめましたね!