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Power and struggle 2

2012-06-02 16:19:29 | インポート
ガンジーは制裁を受け入れる一方で大規模な不服従運動を起こしたが、彼の視点からすれば、そのような犠牲を受け入れつつも抵抗するために必要なものは強固な意志であるという
この様に、パワーの背景には意図的な服従という要素がある。
どのようなパワーにも紐解いていくとその源(sources)には意志がある、
ゆえにどのような政府も同意に基づく存在である

民衆の意志、組織の強さ、同意しないための能力が必要であるとガンジーは述べる。
こうした観点から自由とは、民が自ら決定するものであり、権力に制限を設けることであると言える

レーニンは演説で
「我々は体制に勝利し新たに革命政府を樹立した。しかし何かが足りない、、、それは政府に実動性のある、官僚システムが存在しないことだ。」
これは皮相的な言葉で、簡単に言えば、長くやっていると権力は腐敗するという現実に行き着いている

実はパワーの源泉は民衆なのであり、民衆はパワーにもなりうるし、支配され続けることも選択できる。
誰もがこのようなパワーの源泉に気づき不服従を貫けば政府は独裁的になることはできないということに気づかなくてはならない

概ね、支配層は少数で統制がとれている、対して、被支配層は逆のケースが多い。
頑固さだけではそうした支配層を打ち負かすことはできない。
そこには、パワーの源泉を綿密に分析し、対抗する技術、戦術とともに
それを実行すべくスキルも必要になる





じゃあこの辺で、
小話2

「鶴の恩返しの話」を聞いたある男が
うちにも鶴が来ないかなあ、、、と考えていました。
あるとき、傷ついた鶴がその男のところにやってきました。
毎日障子の影から覗いていてもいつになっても機織りを始めない。
そのうち、けがも回復して
「どうもお世話になりました。」
と出ていことするので、
「そ、そんなあ、、、」
「あのう、勘違いしないでくださいね、私、鶴違いますよ。鷺(サギ)です。」
「、、、、」


I'm a fool to want you
Dexter Gordon


http://www.youtube.com/watch?v=NN6li_-aGnA