追悼エナコ

出発前のエナコです。
まだ、震災から三年。生まれてたったの六年。

春はこれからだよ、エナコ。

今日はこんなにあったかいよ。
送り出してまだ半年もたっていないよ、エナコ。
もっともっと長生きして、もっともっと幸せになって欲しかった。

元飼主さんに連絡をしました。
「ほうが、ダメだったかエナコ。」
「・・・三年長く、生きることが出来たな。」

尻尾もやっと伸びたのに。

なんでだろうね、エナコ。

エナコ、安らかに。

２０１３年相馬野馬追

画像が届きました！

湿度が高くむしむししているようですが、去年より暑さはましなようです。

参加される皆様、馬達頑張ってください！



相双地区での飼料支援を受けていた馬達、避難所で世話していた馬達、日高町への避難受入れをして頂いた馬達など
今年も皆様に支えて頂いた数多くの馬達が活躍しているとのご報告を頂いています！

ちょっとづつ・・・

ちょっとづつですが、馬の譲渡も進んでいます。

譲渡の条件やその後の管理など誓約事項や踏まなければならないステップもありますが、受入れ可能な馬は少しづつ譲渡されています。

頂いた画像の一部を紹介します。
ハナコは移動先で先住馬くんとも仲良くしているそうです！

最年少、作業ボランティアさん。

ご無沙汰しています！なかなかブログ更新できずスミマセン。


馬達は昨年末、それぞれの飼い主さんに管理が戻りました。元居た厩舎を飼い主さん達が除染、補修工事を行い県、国の許可をもらったうえで管理されています。

譲渡も少しずつ始まっています。

先日は東京からのボランティアＭさんと、宮城県から最年少ボランティアのＳちゃんの三人で作業の手伝いに行って来ました！



Ｓちゃんは馬が本当に大好き、家で作っているキュウリを馬達のお土産に沢山持って来てくれました。

Ｍさんも遠い所いつも本当にありがとうございます！
作業も四人居たらあっという間でした(^^)
この日は残った時間で放牧場の掃除を行い終了しました。

馬達も皆元気です！少しずつ今年の野馬追の準備も始まっているようです。

元気です。

写真はＫさんの厩舎に駆虫剤を届けた時のもの。

下の馬場にはホシ君、カネハ、キンタロウが放牧されていました！

イチローとシロは役所に届けを出したのち市内の別の方の厩舎に移動したそうです、イベントにも参加したみたいです！

大人しいので白羽の矢がたったようです。
移動先でも元気とのこと、良かった。

この日は前回見せて頂いた時よりハナコもとっても落ち着いてました！

作業ボランティアさん

先日、被災馬INFOのホームページをみて応募した作業ボランティアさんが早速馬達の住む厩舎にお手伝いに来て下さいました！


作業経験者の方だったようで、とても助かりましたとのことでした。

ありがとうございました！

凍結烙印

１２月２５日、馬達はちょっとブルーなクリスマスだったかと思います。

警戒区域設定後に移動した馬達と、現在20km圏内で繋養されている牛達は万が一にも決して食肉に出ることがないようにと国の方針で凍結烙印によるマーキングを入れることになりました。農林水産省から全国の屠場に通達が行っており、このマーキングが入っている家畜は屠畜できません。というものだそうです。

これが安心を約束するパスポートみたいなものだから。
みんな我慢してね。

サクラとクルミがお家の厩舎で烙印作業が終わって、みんなは二番目。



最初に烙印を押す部分の毛をバリカンで刈り、アルコールをかける。

これは坊ちゃんです。
家畜保健所の方も「ごめんね～、がまんしてね！」優しく声をかけて作業して下さいました。



凍結烙印なので型に液体窒素をかけ烙印します。
焼印と違い痛みが軽減される為最近ではこの凍結烙印法がメジャーだそうです。

オーストラリアやニュージーランドから輸入されてくる馬には競走馬でも烙印が入っているので見たことのある方もいるかも知れません。

少し我慢して・・・



多分この凍結烙印のキットもBrandabullというメーカーのものだと思うのですが、事前にインターネットの動画でこのタイプでの烙印を予習しましたが・・・

見たのと実際やったのでは違い、馬はやっぱりかなり嫌がりました。
動画では牛さん達は沈静などしなくとも一分間もじーっとできていますが、馬では鼻ねじだけで沈静なしはかなり我慢強い馬じゃないと少し危なかったかなといった感じです。

凍結烙印でも焼印のように鉄製の型を液体窒素で冷やして押すタイプもあるのですが、それだと大体10秒押し付けます。

このタイプは押し付ける時間が長いから我慢できないのかなぁ・・・
なにはともあれ、南相馬市の２６頭も全て無事終了しました！

12月中頃の様子です

中々更新できずスミマセン・・・

ブログは仕事場の馬達の夜飼いをつけたあと更新していたのですが
最近少し忙しくどうしても目が開きませんでした(-_-;)

申し訳ないです。。。

１２月中頃の厩舎の様子です。
厩舎の壁に何かが・・・


カワイイ、笑
夏に親分が馬達の電解質を買った馬用品のお店から来たクリスマスカードだそうです。

休憩室の入り口にはってありました。



やっぱり冬は馬達とても元気です！ドクルセロ

今年はまだ馬着をビリビリにしていません、ちょっと成長。笑



ヤマト☆
先月獣医さんが馬達の管理台帳作成の為の特徴等のチェックをして下さったのですがヤマトとイチローの顔にある星（正確には小星）はちっちゃいな～、小星だよな～、うん小星だ・・・結構悩んでいたのがおかしかったです。



この間冬なのに放牧から帰ると大汗かいていたかげくん。
他の馬が先に集牧されていたから「気をもんだ」そう(-_-;)まったく、笑



耳がピン、マロン。
マロンは相変わらず愛想が良いです、去年は震災のあとに尻尾が短くなってしまった組（エナ子とマロン）でしたがもう飛節まで伸びました。

それだけ時間もたったんだなと実感。

これで来年は虫がちゃんと追い払えるね！



今月の馬達でした！

馬達は大丈夫です。

運転中だったので報告遅くなりました。

地震の時は丁度、厩舎にある引退馬協会の荷物を片付ている最中でした。

馬達がいる厩舎であった余震では私がいたなかでは一番大きく揺れている最中は水桶の水が通路にじゃぶじゃぶこぼれる位揺れていました。

ミー君が一番驚いて水桶にぶつかって桶をひっくり返してしまいましたが、とりあえず怪我などはありませんでした。

ただ、揺れがおさまったあとも震災時に津波が来た厩舎にいた馬の多くは恐がってエサも食べなくなっていたので少しかわいそうでした。

馬達の様子です

寒くなってきたので先月から全頭馬着を着ています。
全て去年と今年、物資で頂いたものです。
この冬も大活躍しています、ありがとうございます！

また、先月は全国公営競馬獣医師協会様の支援で秋のワクチン接種がありました。ありがとうございます。

馬達の今後の準備で今飼い主さん達は多忙な日々を送っています。
詳しくはまた後日報告致します。
今年の秋は体調を崩す馬が去年より随分少ない気がします、ダメージを受けていた内臓の機能等が大分回復してきたのかもしれません。

一歩一歩前に進んでいます！