安全神話

衝撃的な、ＪＲ福知山線の脱線事故からまもなく１ヶ月がたとうとしています。１００人を超える尊い命が一瞬にして失われたこの事故は、その方々にとってはいつもの日常の中で、たまたまその快速電車に乗り合わせていたがために、降りかかってしまった悲劇。その無念さを思うと、ただご冥福をお祈りするしかありません・・・。

新聞やテレビでは、超過密ダイヤとＪＲの罰則的な規則が、事故車両の運転士の心理状態に大きな影響をもたらしたのでは？という報道がされています。運転士も会社から給料をもらうサラリーマン。その姿は、ノルマに追われて追い詰められ、また自らを追い詰めていく営業マンそのものです。彼を１００％擁護するわけではありませんが、同情してしまう気持ちがあるのも事実です。

人が作り出し、人が動かすもの。それが鉄道であれ、飛行機であれ、そこに「絶対」的な安全が保障されることはありえないことでしょう。たとえ、安全システムが完璧なものであったとしても、それを運用するのが人である以上、マシンのように何事にも影響されずに、淡々と業務をこなしていくことは不可能な「人間」である以上、「安全神話」を作り出すことは不可能なのです。

でも、電車や飛行機、車を使わなければ生活していけない人が大多数の世の中。たとえ今日、予期せぬ悲劇が自分の身に降りかかってくるかもしれないと思いながらも、利用しなければならない。道を歩いていて、突然見ず知らずの人に刺されてしまうような現代社会。危険は身近なところにいくらでも潜んでいることを感じさせる、本当に衝撃的な事故だったのだと思います。

もったいないなぁ・・・

そう思ったのは、おとといの朝のことです。その日は早朝出勤の日で、朝の６時には家を出ました。すると、久しぶりに見る、霞一つない快晴！！こんな日は、絶好のドライブ日和なんだけど・・・いかんせん、今から仕事。外の陽を浴びることもなく、夕方を迎えなければなりません。そう思うと、何かもったいないなぁ～と。皆さんも、そう感じた経験あるでしょう？

関東地方であれば、冬はほぼ毎日がすっきりとした快晴が続きます。気温はもちろん低いですが、写真撮影にはベストなシーズン。寒い中、いろいろなスポットへ足を運び、写真をとりまくりました。でも春になれば、天気は不安定になり、やがてうっとおしい梅雨の時期を迎えます。それを過ぎれば、灼熱の夏が待っています。私はエアコンが苦手なもので、自宅には扇風機しかないんです。かといえって、石油ストーブもありません。あるのはハロゲンヒーターだけ。別に、貧乏金無しというわけではないんですがね（笑）。

だから、車でも基本的にはエアコンはつけません。快晴の高原ルートを、窓を全開にして走り抜ける。それが私にとっての至福の時なのです。

５月になりました

久しぶりの書き込みになりますが、今はＧＷの真っ只中。世間がお休みのときが、私にとっては激務のとき。ただ、今年は人によっては１０連休という方も多くいらっしゃるようで、どこかへ遠出している方も多いのでしょうか。わりかしお客さんの数は多いとはいえず、私にとっては平穏な日々となっています。

気温も一気に上がりましたよね。コートは一気に脱ぎ捨てて、Ｔシャツ１枚というお客さんもちらほら。店内は常に一定の温度であり、外へ出ることが出来ない私にとっては、お客さんの服装や表情、買い物カゴの中身が、外の様子をうかがい知る手段です。気温が一気に高まると、売れる商品も一気に変わってきます。いつもの量で発注していると、あっという間に品切れなんてこともよくある話。そういう意味で、天気予報は私の仕事には重要なものなのですが・・・ちょっと困ってます。店のパソコンには天気予報が表示され、それを参考に発注をかけるわけですが、とにかく当てにならない予報なのです。１時間前に見たときには「晴れ」だった予報が、いきなり「雨」に変わっている。「２５度」という気温の予報が、「１８度」になっている。おいおい、勘弁して・・・。何を元に予報しているのかは分かりませんが、あまりにもね～。