伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

上級生の姿勢に感嘆。上小のやしおみ登山に随行。

2017年04月21日 | 学校教育
 腕や肩がだるい。

 なぜこうなったのか。

 本日、午前中に上遠野小学校が実施した「入学おめでとう やしおみ登山」に随行したためです。

 八潮見探検隊が実施している散策ルートの草刈り等を遠野支所の職員と手伝った時に、探検隊の帽子を渡された縁で、何か行事があれば声をかけられます。今日の「やしおみ登山」も、そんな縁で随行することになったものでした。

 朝は雨がポツポツと降っていました。実施されるのか心配していましたが、雨が上がり空に光が射したりもしました。実施できそうです。

 午前9時頃からの「はじめの会」で歓迎の言葉や諸注意などがあった後、小学1年生から6年生までが混合した斑が18斑、1斑が7人程に編成された斑を小学校の先生と隊員が1斑づつ担当し、登山を開始しました。

 私たちの仕事は、子どもたちの見守りと、手助けですが、6年生をはじめ上級生が下級生を支援して、順調に頂上の館跡をめざしました。

 途中いろいろありましたが、無事に目的地の館跡に到着しました。



 展望台に立つと、海岸が見えますが、小名浜の三崎公園にあるマリンタワーが見えると知って、児童たちは大感激、どこにタワーが見えるのかを教えあいながら、大騒ぎをしていました。



 館跡についたところで、子どもたちはスケジュール通りにお弁当を食べられると楽しみにしていました。

 ところが雨がポツポツと来た。このためスケジュールが変更され、下山してからのお弁当となりました。児童の中には、お腹がペコペコという子もいました。お昼のお弁当を楽しみに、朝食ではおかずだけを食べてきたというのです。

 この子たちを心配したのでしょうか、下山の道中は、6年生が下級生の荷物を持ってあげていたんです。

 それにしても、6年生をはじめとした上級生が下級生のお世話を、責任もって取り組もうとしていることに感心しました。

 私の斑にいた1年生が、途中から「おじいちゃん(おじちゃんだったかもしれないけど、子どもたちはおじいちゃんになっちゃったよと言っていた)、おんぶ」となって、結果的に途中からおんぶしてしまったのですけど、しばらく歩くと、「私が見ます」と6年生の女子児童が声をかけてきました。自分が責任を持ってお世話をすると強く思っているようです。

 同じ6年生の男子児童は、私が登りに世話していた登山が得意でない子どもに付き添って援助していました。下級生を案じて荷物を持ってあげたり、手をつないで引率したり、上級生の責任感の強さ、その行動をほめてあげたい。

 まぁー、そんなわけで、時間が経つに従って、肩のだるさや、足の疲労感が強まってきたわけです。

 疲れはだんだん出てくるのですけど、子どもたちの立派な活動を見て、気分はとても心地良い。


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